Re:ゼロから始める異世界生活 第24話

 やっぱ才能の発揮のさせ方が間違ってるというか。
 セーヴポイント更新とか口にしていてワロタ。うーんなんだろうな。前にも述べてきたとおり、別に原作者のシチュエーション記述に問題があるという気はしないのだが、なんで死に戻りをメインに据えてしまったのかという残念感。スバルがユリウスを信頼する場面では、過去の恩讐を超えて互いに認め合う二人っていうところは燃えるし、相手に対する恨みを我慢して付き合ってみれば実は相手は尊敬すべき人物だったというところも、(いやスバルがあまりに未熟で彼自身に大いに瑕疵があるあるのはさておいて)現実にめったにあることではないだろうが、十分現実に沿ったものともいえるから、評価すべきではあるんだが、結局のところスバルがユリウスに過大な信頼を寄せられるのは死に戻り前の経験で彼の人となりを知ってたからでしょと吐き捨てるしかない。やっぱ死に戻りというのは成功するまで何度でもやり直しさせてくれるぬるっぬるなシステムとしか思えないので、これでやれ絶望といわれましても…。人間何事かに失敗してもお「生きている限り」何度でもやり直しできるんだから、スバルのようにあきらめずに何度でも再チャレンヂしろよというメッセージのようにはとても思えない。やはり「死ぬこと」が究極の断絶であるってことが重く響く。
 次回でいちおう最終回ってことで、いちおうこのシリーズ全体は自分にとってはネット版既読部分のみであることが判明。ネットを見るとレムラムの二次イラストはよく見るのでそれなりに人気が出たのだろうが、テキストの評価自体は全く見ないのでよくわからんところ。逆にネット小説からの商業化ということで言えば、このすばが割と良い評価をしている人を良く見かけるのだが、個人的にも確かにこれよりはこのすばのほうが上のような気はする。続編はやるのかねぇ?。個人的には自分の既読部分はせいぜい中盤までぐらいであって、起承転結的には全然転まで行き着いてないという判断であって、むしろアニメに期待してたのは後半部分であったのだが、いかんせんかなり長編なので尺的にはしかたがないところ。続編があったとしてもチェックしたくないってのが正直なところなんだが、むしろ原作者はおそらく全体の構成をやってから書いてるだろうし、そうすると本番はまだまだって感じだろうから、これでこの作品のテーマを云々するのは失礼かとは思うんだよね…。小説をおっかけるのはしんどいから手っ取り早くアニメで枠組みをというのは甘かったとしか。