響け!ユーフォニアム2 第3話

 滝の奥の話はむしろ高坂にすべきだろ。
 OP映像の彩度を極端に落とした滝の横にいたボブの女性の存在が気にはなっていたのだが、早めに明かしてきたな。アイドル的な売り出し方をしている人はともかく、ガチの音楽家って基本的に早婚ってイメーヂはある。経済的に支えあう必要があるのかなと思ったりするが、そもそも音楽を目指すには家庭がそれなりに裕福でないとしんどいという側面もあるのでむしろ精神的な支柱なのかねぇ。わからんけど。
 結局希美復帰の件はこれで決着なのかな。そうだと実害化しないうちにこれはよく落ち着いたなという感じだが、ちょっとあっけにとられる。希美が部長や顧問に相談するのではなく、あすか先輩に相談したのも正しい判断だったねというのも収まりすぎていてなんだかなぁといったところ。まぁ問題が表面化する以前に押さえ込めるってのは確かに理想的だワナ。
 あすかの屋外でのソロシーン、自分的にはリアリティ重視で外で実演とまではいわなくてもせめて吸音室でのレコーディングにすべきではとか思った。音が減衰しやすい分、かえって寂寥感が増すのでそういうのを表現してほしかったが、とはいえ、響きを重視したほうが作品的にはより視聴者の感情を動かすことができるので正しい判断ではある。