ろんぐらいだぁす! 第8話

 人体もCGモデリングなのはちょっと違和感があるんだよな。
 とはいえ、手描きより動きが人間っぽいのはCGのほうだったりする。自転車はね、もうどんどんCG使ってくださいって感じ。好きな人が描く分には止めませんけどね。でも描くのいかにも手間そう。
 安曇野のサイクルイヴェントのスタートまでの描写と、その準備のための100?のロングライド。ホント自転車に乗ってるシーンは最低限に留めておいて、周辺も含めてどう楽しむかに注力していて、これはよく抽出してる。いやまぁ食うシーンとか、宿泊の場面は、TVのグルメヴァラエティ番組のような臭いがするのでちょっとアレなんだが、この作品が(前はちょっと大学生なのに金遣いが荒いとかいっていたが)どちらかというと、大学生よりは年齢層が上で、おそらくF1層に注目してるんだなと思うと、これはこれで狙いは間違ってないかなという気がする。仮に大学生がこれを見て自転車を始めようと思ったら、自分は食に金はこんなにかけられないかなと思えば、コンビニで5個100円のパンセットを買うとか自分で工夫すればよいだけだし、金に余裕がある層が自家用車なり公共交通機関で仲間なりや家族で旅行するのとコストはそんなに変わらないから、娯楽の一つの選択肢としてはこんなものだろう。
 ちょっと最近の亜美のテンションが高止まりしてるので、初期に感じていた癒しは感じられないのだが、とはいえ、彼女の素直な喜び方は世話している雛子にとって気持ちの良いものだろう。かわいがられる才能って結構大事だよね。こういう微笑ましさに変化したのでほっこり感は維持。
 

 あと、OP、声を伸ばす部分が特徴的…ちょっと濁ってハーモニーっぽいのはKOTOKOあたりのI'veサウンドっぽいなと思ったら、歌手のRayはどうやらI've所属ではないが近い存在らしい。なんかこのOPを聞いていたらKOTOKOのコンサートに過去いったことを思い出して、今でもやってるのなら聞きにいくのも良いかなと思ってggってみたら、もうほとんどライヴとかしてないんだな。どうも世代交代したようで、川田まみあたりは今年一杯(2016現在)で引退らしい。KOTOKOもライヴは大都市だけになっていて、そりゃまぁ地方に行っても人は集まらんだろうなというのは容易に想像がつく。かといって往復の交通費を使ってまでライヴに参加したいか?と言われると微妙だし、ちょっとそのへんさびしい感じだ。アップテンポな曲が好きではあるんだが、自分も歳をとったしスタンディングはちょっとしんどしな。別にライヴに行くのに強い希望があるわけでもないし、こうやって時々アニメに採用されて血脈が受け継がれていくのを確認するだけで十分であるとはいえる。