霊剣山 星屑たちの宴 第7話

 今回も説明台詞多め。
 固有名詞が耳慣れないもんだから、注意深く聞いていてもよくわからんこと多数。中国の大衆小説といえば、武侠モノという印象が強いが、日本人にはなじみの無い仙侠モノだし、自分は武侠モノですら読んでないのでコレは辛い。日本のテキストだと、単語が新造であっても語感や頭に浮かぶ漢字から類推される意味でなんとか理解に近いものに届くのだけども、コレだと台詞から漢字を連想することからして困難なので、わりと耳を通り抜けてしまう。
 今回は主人公のレヴェルアップに必要な薬草を手に入れるために他山の修行に参加する話。主人公が動物や怪物よりも薬草の知識が豊富であるという設定にも何か日本と中国との違いがありそうだが、ちょっと思いつくものがない。中国料理といえば四つ足のものは椅子や机以外何でも食うってものだから、動物植物問わずどちらにも知識があってもよさそうなもんだが。
 あと久しぶりに主人公の大言壮語を聞いた。台詞を聞く限り前回と同様、他者に対してのマウンティングが目的ではないようだが、確かにこれはまだ慣れないな。主人公のかつての使用人であるところの王忠がむしろ下衆い性格を強めていたようだけど、このへんも独特。主人公は自慢口調ではあるけど、他人に分け与えるという行動だし、逆に知識があるとひけらかすのは、安心感を与えるって効果がある(薬草学の成績が悪いのに食料を分けたら安心して食べられるかどうか不安でたまらない)のがわかる。師匠の保護のない弟子だけの試練だから、こゝは組織としてまとまる必要があるわけで、そのへん主人公と王忠の対比はうまく描けてはいるんだけど、そのへんどうだろ?。
 ネット小説原作といえば、リゼロの感想をちょっと目にしたけど、主人公の空回り台詞が受け付けない人もいる模様。そのへん実はこの作品と対比してみるのも面白いかもとは思い始めている。リゼロは日本人のオタクが受け入れやすいようなRPG風西洋ファンタジー世界が舞台なのと、リセット可能って設定がいかにもゲーム風で、そのへんこの作品のほうが自国の文化リスペクト部分が多くて軍配が上がりそう。とはいえ、リゼロのほうはかつてなろうを読んだ限りだと、内面描写はこちらより良さそうな気はしてる。