蒼穹のファフナー EXODUS 第10話

 いちおうこれでEXODUSの部分は消化したというわけか。
 敵をとりあえず撃退して街を放棄、新天地を目指して移動という流れ。ようやく大味な作りが自分にも退屈を感じさせてきたみたい。とはいえ、こゝで複雑なドラマを繰り広げられても困るといえばそうなんだけどね。奇しくも島だけでなく他も助けるのは集団自衛権云々の話にリンクしてきたというか。といっても、島の戦力が全然人類軍を圧倒してるんで、そういう意図はなくても上手く利用されてんな…ぐらいには。出発前にはあれだけ戦死の辛さ悲しさを描いておきながら、絶望的な状況で奇跡を起こしてみんな大丈夫でした…みたいなのを情緒的に描かれると、いくら犠牲を描いていてもなんかバランス悪いなぐらいには思う。