ROBOTICS;NOTES 第14話

 狙いどころがわからん。
 太陽嵐のどさくさにロボットが暴走したが、それを主人公と古郡が止める話。泣ける要素を突っ込んできているので普通に盛り上がるが、自分的には物語の方向性がぼかされているので今一乗り切れない。シュタゲでは主人公たちはかなり振り回されていたので、これもトラブルに巻き込まれながらもだんだん自立性を身に付けてなんらかの危機に対処するんだろうなぐらいにしか予測ができない。ロボットを作るという一点でつながりを作っていくつもりなんだろうけど、そういうのは今ドキ流行るのかな?といったところ。まぁこの作品だとコミュ障達が絆を獲得していくというテーマもあるので、それはそれで悪くないんだけど、基本ロボット製作ってのはむしろ各セクションのつながりはディレクターがとりもつことで成り立っていくもの(フォンブラウンがロケット製作で果たした役割)であって、各セクションは蛸壺化しようとしまいと求められた性能を存分に追求するってのが現代的のような気がしないでもない。
 とはいえ、商業作品としては感動モノに仕立てなければならないって方向性があるんだろうから、こういうもんなんだろうなとは思う。