ROBOTICS;NOTES 第4話

 まだまだ世界設定を説明してる段階らしい。
 いちおう主人公周辺に人が集まり始め、ロボット製作の環境が整いつゝあるという流れっぽい。冒頭公的機関に部活動の予算を100万請求って、どれだけあつかましいんだと思ったら、オチは面白かった。まぁ淡々と堅実に目的に向かって準備するテキストだと退屈極まりないんで、確かにアキちゃんのから回りっぷりは必要なんだろうなと思い始めてきた。
 元はシュタゲと同じくゲームらしいが、どうなんだろ?。売れたのかな?。あんま女の子といちゃいちゃするタイプのものでもなさそうだし、ロボットを作るというモチーフが、それこそ主人公が嵌っているようにゲームで時間つぶしは充分っていう今ドキの若者に受けるとは到底思えないんだけど。PC自作なんてせいぜいネジ止めぐらいが最大の工作部分*1なんだけど、ロボットを作るっておそらく半田付けや簡単なIC制御まで知識として持ってなくちゃならないと思うんで、潜在的な興味人口って、むしろ20年前より激減してると思うんだけどね。今は無きI/Oとかにハンドアセンブルのプログラムが掲載されてたけど、高級言語を操って制御プログラムを作るのが趣味の中学生って皆無といっていゝほどじゃなかろうかと思うし。電子機器なんて、出来合いのものばかりで自作を目指すためのきっかけ自体がもうないだろとは思うんだが、そのような環境で、そういう人材作りを目指したとでもいう作品なんだろうか?。一番確率が高そうなところに目をつけたというところは素直に感心するけど、その試み自体が無駄なんじゃないかという気がする。惜しいよね。

*1:もしくはCPUとヒートシンクのあいだにグリスを塗るぐらい?