SL-01のクランクの交換とボトルケージの取っ替え

 SL-01の左クランクをULTEGRAで間に合わせていたが、ついにDURA-ACEに交換した。なぜULTEGRAにしていたかというと、そのときはまだDURA-ACEの発売直後であり、生産がまだ追いついていなかった頃だったからだ。カネもゝったいないことだし、このまゝ使い続けるという選択肢もあるが、下を向くと金属色一色とツートンカラーのアンバランスがいつまでも気になってしまって我慢できなくなった。まぁいちおうMTBの最上級とROADの最上級だからそれなりに同等の技術を使っているんじゃないかという言い訳をしておく。

 箱。

 クランクの横から見た比較。

 クランク表の比較。

 アルテグラ装着時の様子。

 本当ならアルテグラと同じ状態で撮るべきだが、字の向きにあわせた。デュラエース装着の様子。ツートンカラーの黒色部分はグロス(艶アリ塗装)で、XTRのマット(艶消し塗装)は違ってた。7900系デュラエースだとマットなのだが、クランクの角ばったデザインは985と9000のほうが似通っている。


 さて、ボトルケージの交換だが、できるだけ大容量のボトルを取り付けたいとのことで、現状1.5ℓのペットボトルを入れることができるのが、ミノウラのこれと、あとBBB、トピークから出ているが、評判の良いのはミノウラのだった。一世代前のAB-1500は口の固定部分が樹脂でゞきており、そのほうが耐久性がありそうなんだけど、ディスコン。ゴムのほうがたしかにいろんな容器に対応はできるが、ゴムだと劣化しやすいので心配ではある。補修部品でこれだけ売ってないだろうか?。
 まぁともかく、クランクの取替え作業の直後に作業開始。

 ミノウラAB-1600。

 取替え前の様子。

 AB-1600をダウンチューブに取り付け。

 新旧ボトルケージ比較。AB-1600は倍の長さ。

 横から撮影。まぁどう考えても干渉しそうで、

 やはり実際にボトルを取り付けても具合は悪い。

 2つ取り付けようともさすがに無理。

 シートチューブにAB-1600を取り付けて解決。AB-1600は上部の取り付け穴はネジ一つ分しか開いておらず、取り付け位置は決まっている。下の穴は若干フレーム差による余裕を持たせて長めに開いているが、上の部分が固定なのでホントフレーム差を吸収する役割しかない。エリートのボトルケージはかなり取り付け位置が自由にできるような構造なので、一番上に取り付けるようにしたおかげか、なんとか二つ取り付けができるようになった。

 1.5ℓペットボトルの口を固定するゴム部。どうやってゴムをボトルケージに組み込んだんだろうと思ったら、金属枠の幅の長さの切れ込みが入っており、後からゴム部を挿入。切り込みを固定するのに金属のステー?を嵌めて開かないようにしてある。
 で、実際に走ってみたが、クランクは案の定、体感できる差は感じられず、また夜なので左右のデザインの調和がどうなのかもわかんない。
 AB-1600だが、ペットボトルが空だと路面の振動でガタガタ音がする。が、とくにペットボトルが揺れてなにか悪さをするということはない。ペットボトルに水(液体)を目いっぱい入れると重さで安定するのか、走行時は気になることはなかった。1.5ℓペットボトルをバックパックで運んでいた当初よりはさすがに楽になる。口を固定するゴム部は上下に移動が可能なので、ほかのサイズのペットボトルを入れても対応できそう。下の受け部が1.5ℓのペットボトルに合わせて大きくなっているので、そのへんどうなるかはわかんないが。まぁ旅行時にはこゝに輪行バッグを取り付けることもできそう(輪行バッグに固定用のベルトがついているので、AB-1600のゴム部は使わなくても下の受け部だけで用は足りそうである)。