ED画像、絵本の中身らしい。
っつーか、スクールカウンセラー、前回ひらめいたように悪役なんだ…。まぁ学校の平穏を保つためのスクールカウンセラーが実は混乱の元凶だってのは一時期よくあったと聞くが。でもサヤは自覚して混乱を作り出してるよね。心象世界の角のついた長髪の女、誰のメタファーなんだろ？と思っていたら、まさか彼女とは。
うーん、カヾリのようにわかりやすいキャラだけじゃなくて、この作品のキャラクターって必ずどこかに欠陥を抱えているって設定らしい。自分なんかは主人公だけはまともだと思ってたんだけど、協調性に疑問ありとか言われてたしな。こはっちなんかも全然いゝ人じゃんかと思っていたら、どうも違うっぽい。
しかし、面白くないわけじゃないんだけど、見るのがつらい作品だな。まどマギと雰囲気が似てるんだけど、あちらはまだ厳しい社会を生き抜くための応援歌って感じだけど、こちらは絶望しかないってところ。いや、ホントにそれしかないわけじゃないんだけど、すべての努力が無駄になる空しさってのかね。夢も希望も無いって言葉があるが、それは全部がそうでもないんだけど自嘲気味に口を出るような雰囲気があるが、この作品はそれより一段と救いが無いっていうのかな。最善手を尽くしても事態が悪化し続けるという先の無さが全体に漂っているというか。まぁまだ前半部分ではあるんで、後半明るさが見えてくるのかもしれないケド。
