ソードアート・オンライン 第9話

 いつアスナがボスの刀の上を走るかワクテカして待ってたのに。
 個人的にはコーバッツの死にはなんら同情しないんだが、そこらへん原作者も良く考えているな。キリトに浮かぶ過去のフラッシュバックが何回も重ねられていたので突っ込むのはわかっていたんだけど、やっぱ込み上げるものがあるねぇ。しかし羨ましいのはキリトにはアスナもクラインもいたけど、自分にはそういう相棒ってのがおらず、管理職に背中をグッサリと刺されたぐらいかね。身内のボスが敵なんだからやってられねぇ。助けられたモノは手のひらを返す始末だし。
 血盟騎士団のヒースクリフがヤリ手だわな。アスナを失うことよりキリトを血盟騎士団に入れるほうがメリット大だろ。自分はなんでアスナヒースクリフに説明せず、またキリトは説明しようとするアスナを制止して対戦を受けたのかわかんなかったが、感想を書いている間にわかっちゃった。瀕死のキリトに抱きついたアスナの様子を見て、彼女がギルドをおそらく抜けたがっているのを察したんだろうね。そしてアスナが抜けたがっているというのを表に出さず、あくまでキリトが泥を被るという決心をしたと。
 いやぁ、もうキリトが男前過ぎておっさんである自分も年甲斐もなく憧れちゃうんだけど、せめて自分にキリトほどの自立して食うだけの甲斐性があればなとつくづく思っちゃう秋の夕暮れ。