なぜにわざわざ外の冷たい水で顔を洗うのか。
アスナの脱出がうまくいき、アルヴヘイムの管理室に進入はやり過ぎだろと思ってたんだが、まぁそりゃ捕まる展開にはなるワナ。しかし、あれだな、研究の背徳性からすると、もう運営はアウトって感じだな。この物語の性質だと、大抵勧善はともかく懲悪はしっかりしてそうだからなぁ。
ユイがアスナのIDを検出するという展開にはびゞった。てっきりキリトが苦労して辿りつき、感動の再会だとおもってたんだけどな。そうするには尺が足りないだろとは思ってたんだよ。
しかしなんだな、もうご都合主義というか、チート満載って感じだ。今回のアスナID検出といゝ、キリトの経験持ち越しだとか、そりゃアスナ救出ミッションをするのに、一からレヴェル上げってのは萎える。直葉の失恋といゝ、さすがに「必死だな」とまでは思わないんだけど、先を急いでいるのがちょっとしっくりこない。間はちゃんと取られているし、しっとりした雰囲気ではあるんだよ。で、物語の幅を広げるためのエピソードは確かに要らないんで、ミッション達成のために最短距離を行くってのも妥当なんだけど、アインクラッド編と比べるとやはりスケールの小さゝを感じてしまうというか。世界樹の描写とか背景画の見せ方としてうまかったり、作品としてのクォリティは決して低くないし、物語に没頭できるんだけどね…。
