ソードアート・オンライン 第4話

 妹に似てるはナンパの常套句。
 キリトもやるなぁと思っていたら、別の下心アリってことで。しかし、キリトもお人好しだな。わざわざ敵討ちの代役を引き受けるんだからな。でもまぁソロで前線攻略組ってめちゃくちゃ神経を使うから、あの自動回復で自分は絶対やられないって条件を見越して骨休めついでだったのかもな。
 しかしヽリカゝら見たら、白馬の王子様の登場だろ。まるっきりファンタジーだよな。普通ならあそこで袖にされてもつきまとうって展開になってもおかしくないんだが、レヴェル差ってのは恐ろしく断絶を生むらしい。足手まといになるのがまるわかりってことなんだろう。
 前回もそうだったんだが、なかなか恋愛ってステージにしちゃわないね。OPやEDを見るとアスナとのカップリングが確定しているわけで、そりゃホイホイくっつけるわけにもいかないわな。まぁこの作品の性質が厳しい現実社会のメタファーだと考えると、職場恋愛の確立にあわせてあるような気がしないでもない。部署が一緒だったり、同じプロジェクトに参加して、惹かれ合うってほどじゃなくてお互い普通に会話できるって状態のように見える。そう男女が一緒になったからといってスグくっつくわけでもないだろってなもんだ。
 しかし、泣かせの演出がスゲェ。というか自分にとってそうであるだけってことなのか。今まではキリト@松岡禎丞の抑揚のないイントネーションに物足りないものを感じてたんだけど、前回のサチのエピソードを経てあの落ち着いた様子が静かな迫力を生んでたね。シリカ日高里菜もたゞ華やかなだけじゃなくって松岡に対応している感じだね。