ソードアート・オンライン 第20話

 リーファ、いよいよキリトに胸キュンらしい。
 ラスでアスナが脱出、見せ場でキリトが両刀使いと、アインクラッド編の遺産が描写されてこみ上げてくるものが。キリトのアスナ一筋ってのがまた熱くさせられるよね。
 キリトは前もシングルだったんだけど、今回のアルヴヘイム編のほうがより独立志向が強いというか。まぁ目的がアスナの救出で、アインクラッド攻略という風に、全員の目標とは乖離しちゃってるからね。ある意味キリトはリタイアというか隠居に近い立場なんだろうね。それにしても世界一に近いスキルを持っていないと世の中渡っていけないんだなと思うと、なんかしょんぼりさせられてしまう。権力基盤がなくとも実力があれば世渡りできるってのはわかるんだけど、現実社会は常人にとっては辛いわな。
 アレだけの実力があれば他人とつるんでなくてもおもしろおかしく(ゲーム)世界を楽しむことはできるんだろうけど、世界樹攻略という、一人ではどうにもならないミッションができると、必然的に他人と関わらなきゃならない。キリトはそのことに気づいていないという描写のようだが、結果として情けは人のためならずというか、アレですよ、「人は本当に欲しいものは与えることによってしか手に入れることができない」ってヤツですよ。