シャイニング・ハーツ 〜幸せのパン〜 第9話

 あの島って、超管理社会っぽいな。
 ハンクが忍び込んであのブツを手に入れてから兵士がワラワラと踏み込みに来るってねぇ。今までブラックテイルがさんざん忍び込んでもシャオメイの家を取り囲むってことがなかったわけで、もうあの王子だか王だか知らないが、すべてをわかってコントロールしているとしか思えないな。さすらい人の記憶が全員失われていてって状態も、なんかこの島で管理されていると考えるべきなんだろう。
 アミル、いゝ娘だねぇ。まさか今回水着回だとは思ってもいなかったんだが、まさかビキニとは思わなかった。それはともかく、リックの細かな変化にも気付いて(おそらくリックは嘘を言っていると知りながら)、リックの発言を信じて安堵の表情を見せるってのは、理想の嫁の姿だわねぇ。ネリスの片腕的ポジヽョンも捨てがたいが、このシーズンを見る限りアミルが贔屓されているっぽい。エアリィは残念ながら背景化してしまってるね。まぁこれもともかく、節度ある男女の会話は斯くあるべしって見本のようなシーンであって、なんか勉強になりました。
 でもまぁアミルの心配も2回目だし、ハンクと、知り合いだと思われる兵士の回顧にもあった無用の争いという会話の繰り返しからすると、平穏な日常は崩される模様。たゞし、サブタイやセガタイトルであることからすると、危機は回避されて平穏な日常は取り戻されるって結末になりそうだワナ。この島が日本のメタファーだとすると、激動の後には変化して、大切な「何か」ゞ失われた世界がもたらされるというのがリアリティではあるんだけど、そこまではやんないだろうね。
 今回はローナがドジっ娘じゃなくてちょっとビックリ。というか、妖精の兄妹やマスコットキャラつき料理家がすっかりお呼びでない状態でちょっと残念。妖精は危機に際してお助けキャラ的登場をするかもしれないけど、@釘宮のキャラは無理して登場させるような出番はなさそう。みんなのために、自分にできることがあるのなら身を捨てゝ尽くすって、先の大戦で上層部のメンツのために使い捨てにされた特攻隊のような扱いをリックはされるんだろうか?。