今日はクランクが到着だ。

 とはいえ、毎日何かゞ届くってことでもないんだけど。

 えーっと、箱が2つです。上の平べったいヤツは別のもの。下のがクランク入りの梱包。関税を取られた。1000円也。

 平べったい梱包は、ST-5700を流用してしまったCAAD9用にあてがったApex白。こっちは税なし。

 大きなつゞらを開けたら小さなつゞらが。

 もったいをつけちゃってますが、FC-M985のシールが見えます。172.5mm。

 おそらくExifが見えるはず。箱から取り出したところ。40T-28Tの一番小さなチェーンリングの組み合わせ。やはり小さく感じる。

 シマノゝ場合、クランク軸との勘合に切り欠き(というか切り欠きが省略されている部分が切り欠きの役割を果たしている)が180°対称についているので、同じ方向に仮組みしてQファクターを測ってみる。160mm。
 はーい、こっからウダウダ垂れ流すよ〜。
 前にも書いたとおり、ツーリングを終えての反省点が、前ギアが大きすぎるor後ろギアが小さすぎるということだった。とりあえず後ろは36Tを嵌めるとして、前をそのまゝ50-34Tでも大きいなぁと思っていたのだ。とにかく坂を楽に上がりたいというのがあって、後ろだけでなく前も小さくしたいというのがあった。
 で、クランクを換えるとしての選択肢があって、ひとつはPCD94mmのクランク、現時点ではTAのカルミナのスパイダー組み合わせ、もうひとつはMTBのクランク使用。で、贅沢な条件がいくつかあったのだ。

  • できればスルーアクセル型のクランクがよい。
  • Qファクターは小さいほうがよい。
  • クランク長は172.5mmがよい。

 の3点だったかな。で、候補が、ほゞ3つ。

  • Truvativ XX GXP 156 Q-Factor 2x10sp。これは172.5mmがないのがネック。
  • Shimano FC-M985。これはQファクターが160mmなのがネック。
  • カルミナ94mmPCDスパイダー仕様。これはスルーアクセルじゃないのがネック。

 実はTruvativ XXを買う気がマンマンだったのだ。で、問題なのはクランク長。今自分は172.5mmのクランクで統一してしまっている。いちおう自転車熱が再燃したときに購入したロードには170mmが嵌ってたし、SL-01に取り付けたことのあるVulcanは175mmのを泣く泣く買った。で、かなりネットを調べたのだが、ツーリングでは長めのクランクが良いのか短めのがよいのかゞわからなかったのだ。短くしたほうが膝にも優しく回しやすいという経験談もあれば、長くしたほうが楽になったという経験談もあって迷った。そんなに足が強いわけでもないので、ツーリング中ケイデンス高めでクランクをまわすとも思えず、きっと低ケイデンスで流す場面が多かろうという想像もついてしまうし、いや、クランク長が長めだと回転半径が大きくなって関節の可動域が大きくなると痛めそうだなというのもあって、判断がつかなかったのだ。
 Qファクターも重要な要素だった。やはり自分は小さめのほうがよくて、KXに嵌めているVega(160mm強)よりは通勤SR600のrival(146mm)のほうが回し易く感じる。なのでTruvativ XX GXP 156 Q-Factorに強く惹かれた。もちろんカルミナ(150mm-107mmスクエアテーパーBBのとき)もそうなんだが、Truvativがゝなり安かったのも大いに迷った理由だ。10回ほど軽くジャンプして両足の間隔を測ると140mm。実際に自転車を漕ぐときには靴も履くしクリアランスも要るだろうから、本当だったら自分は130〜140mmのQファクターがいゝんだろうけど。
 まぁ結局カネがゝゝるのではあるが、いろいろ思惑もあって今の選択に落ち着いた。本当なら170mmクランクと175mmクランクの乗り比べをすべきところなんだろうケド、ツーリング用車と普段履き車とちょっとレーシーに乗るのとで、クランク長を揃えて乗り換え時に違和感がないようにするのを優先したというところ。まぁ実は自分に最適なクランク長が172.5mmではないという可能性もあるんですけどね。