っつーわけで、帰ってきたよ。

 うーん、疲れた…というより膝が痛い。一日目110km、二日目も110kmぐらい。いろいろ含めると2日で250kmを自走した事になる。最低のギア組み合わせが36T×29Tなので、極力坂を避けたつもりが、なんだかんだ言ってアップダウンの繰り返しに参った。坂がキツくて歩くってことはなかったんだけど、体を壊しに行くんだったらなんのために?ってことにはなるわな。
 結構オヤ?と思ったのが、一日目昼飯を喰ったのに90km付近でかなり疲労に襲われたこと。二日目は結局昼飯らしいものを喰わずになんとか110kmまでは気力が衰えなかった。一日目7:00頃走り始めの16:00頃110km走り終え、二日目8:00頃開始の14:00頃110km走り終え。一日目はあまりにしんどくて公園のベンチで10分ほど横になっていたぐらいだ。水の補給は2日目のほうが多かったのだが、2日目は前日の疲れもあろうに慣れたってことなのかな。まぁ無事帰ることが出来て何より。
 SL-01のカセットは13-29の純正に戻したが、正解だった。あまり軽いギアを早めに使いすぎると保険が効かなくなると思って、我慢気味ではあったのだが、苦しいときに軽いギアにしたところで、一段ぐらい変化しても軽くなったと体感できないんだよね。あれほどクロスギアにこだわって、16Tから23Tまで1T刻みにしたのが、旅だと全く意味の無いことがわかる。というより、もっと軽いギアをください。
 登りで疲れると、下りは休みの時間になるので、重いギアは要らない。だいたい40km/h超えになるのだが、これが重いギアで50km/h以上にしたところで、自分のようなヘタレがちょっと早くしたって旅程で時間を短縮できるわけでもないんだよね。下りもトルクをかけたらその分疲れちゃうから、全体で見ると遅くなっちゃうかもしんない。というより、前インナー36Tではねぇ。でも仮にこれが34Tになったところで、5%ほどしか軽くならない。後ろも29Tが最大ではねぇ。やはり後ろは32Tだとか36Tが欲しいところ。前はともかく、後ろは11-36Tだの、12-36Tだのを用意しているSRAMを使うのが無難。
 どうなんスかね?。カンパのRDは後ろ最大対応が29Tを謳っているけど、運が良くて32Tが嵌るぐらいだろう。シマノだとMTB用のRDを使って34Tか36Tか。SRAMだとシフターとRDは合わさなくちゃなんないしツーリング用ロードを考えるのも一苦労。クランクもQファクターを抑えたいからMTB用のは使いたくないしなぁ。となるとPCD110mmのクランクだとインナー最小は34Tになる。これがMTB用の104だの94mmPCDだと最小は29Tにできるのにな。
 Deuterのリュックは良かったように思う…というよりツーリングでバックパックを使用したのがこれが初めてなんで、他のと比べてというのが言えないのだ。しかし、荷物もレーサーパンツにSSジャージと下着靴下一組という軽装も軽装。腹のベルトをしなくとも荷物が揺れる事のない軽さなんで、なんとも使ったというより空のバックパックを背負ったゞけのような気がしないでもない。
 輪行袋も使わなかった。これはまぁそうなるだろうとは思ってたけどね。あと携行ツールは結局使った。二日目ハンドルを高くするためにヘッドのスペーサーを入れ替えたのと、SPDペダルの左のクリートがゆるゆるになっていたので締めなおしたゝめ。パンク修理キットは使わなかったが、じゃぁ次要らないという性質のものでもないしな。というかレザインの0.5ℓサドルバッグにBrooksのサドルカヴァー、ペドロスの携行ツール、ライフラインのパンク修理キットを箱のまゝ入れていたが、キツキツ。次からパンク修理キットは箱なしゞゃないとゝ考えている。