地方の疲弊もなかなか止まらないネェ。

 無職の父と、田舎の未来について。(9/24追記) - どさんこ田舎者、東京でいろいろつくる魚拓
 一家族の事情を述べているだけなんだけど、地方がいかに疲弊しきっているかを思い知らされる。札幌に行ってきた直後なだけにやはり北海道の現実は目にしてなかったんだなと。札幌で聞いた話だと、北海道も札幌一人勝ち…というよりはうまくいっているのは札幌ぐらいで、あとは衰退というのも耳にしていた。まぁ東京が東京以外の日本全部を喰いモノにしているのとはちょっと違っていて、札幌が札幌以外の北海道を喰いモノにしているというふうには見えないんだよな。
 いや、いろいろ頭に浮かんできて、それこそ5年ほど前だったら長文になるのも構わずに頭にあるものをとりあえずぶちまけていたんだろうけど、なんか最近はそういう衝動も少なくなってきている。というわけで閉じてしまうんだけど一つだけ。コメントの欄が充実していて、これが藤原直哉のいう横のリーダーシップにつながっていくのかなと思った。ブログ主の窮状は一個人にとっては「どの生まれか」という前提条件でしかなく、そのことを弁えずにやたら努力が足りないというのも見受けられるんだが、ピンポイントな意見はないものゝ、同じ悩みをもつ、もしくは一歩間違えば自分もそうなっていたと考える人たちがあーだこーだと少しずつ意見を出し合う姿は、結果的にうまく行かないんだろうケド、これが本当の政治なんだろうなと思わせるものがあった。