クイーンズブレイド リベリオン 第4話

 魔導石をあれだけ開けっぴろげに晒していたのも問題なんじゃ?。
 アンネロッテ合同軍が出来つゝあるの巻なのかな?。ミリムはそれこそ家族の食い扶持や住宅ローンをネタに無茶ぶりをされるサラリーマンのメタファーなんだよな。で、ブラック企業だと管理職が部下に結婚を勧め、ローンを組ませてさんざんこき使ったあとはポイ捨てってところもあるみたい。こゝ10年ほどはDQNが後先考えずに子供を作ってデキ婚、でまた考えなしにあとから子供を作りまくって教育に金もかけられないし、手もかけないという末にモンペ化したりでなんとも。反面高学歴層は子供にカネが掛かるのがわかっているから生む人数は少なく、底辺校を避けて二極化するという。まぁ目端が利く人間は結婚などには慎重にならざるを得ないわけで、その分リスクは少なくなるだろう。で、肝心のミリムなんだが、彼女自身はどう考えてもDQNという風にも見えないが、金のためならと後先考えずにユーミルについていくトコなんかは賢いとは言えない。で、ミリムはまぁいっちゃぁなんだが、流されやすい日本の大衆の代表ではあるんだろうな。ユイットがゝわら版で金を稼ぐ描写もまぁ日本の現状を活写したものではあるんだろう。
 でも不思議なのは暴君であるはずのクローデットの目が死んでないことなんだよね。で、今までの城下の大衆描写をみても、そう虐げられているっていうふうにも見えないんだよ。むしろ豊かなまゝ。その豊かで煽動されやすい大衆がミリムを苛めるという。アンネロッテは視聴者には善行を積む没落貴族と写るようになっているが、大衆がアンネロッテに希望を託す姿は描かれない。むしろアンネロッテはお尋ね者として民の反感を買う*1という立場になっている。いや、なんだろうね?、エロバカ描写でもしないとこういう構造は描けない世の中になってしまってるんだろうね。

*1:原発再稼動反対のデモ行動が交通の邪魔になると邪険にされるのと同じ構造なんだよな…。