咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A 第3話

 うへぇ、1.5話分で県予選まで終わっちゃうのか。
 確か前期、清澄編は2クールまるまる使って県予選までしかやらなかったと思うんだけど。で、最終回は全国大会をやりたいって未練たらたらの描写だったろ。あのときはもうこの作品の続編はないんだろうなと思っていたんだけど。いやそりゃ原作が進んでないってのはあったんだけどね。こうやって繋がるのは感慨深いんだけど、原作のほうはいゝのだろうか?と要らぬ心配をしてしまう。
 しかし、勢いが衰えないねぇ。生徒の出方を窺って極力口出しを避ける顧問とか、新入生に部長をやらせるだとか、やはり組織論についてはぬかりがない。が、前期は生徒自体が部をまとめていたのが、今期はヒロインの穏乃がプレーヤー&ムードメーカーに徹しているせいか、その担当は顧問にお鉢が回ってきているらしい。前回あたりで、赤土自身がインターハイに出る動機を語っていたので、チームとしてはやはり赤土もおなじ仲間に近い関係なんだろう。でもまぁなるほどゝいった感じか。一番のまとめ役になりそうな2年生?の玄は姉のお世話係で手一杯、で姉自身はまとめ役になれそうもないとなると、一年生に人間関係をまとめさせるというのにも無理がある。与えられた条件でどう人組みをするか?というよりは、物語をドライヴさせるために性格付けや条件を後から設定したようになっているが、まぁそこをツッコむというのは野暮というものだろう。
 あ゛〜、自模のみ倍萬とか相手はそりゃ萎えるだろ。というかドラ待ち立直は王者の打ち筋なのか?。あと、あれだけ「遊ぶ」と言っていながら、宮永咲は倒すべき相手なのな。