アマガミSS 第8話

 憧れのお姉さん編に比べてしんみり終わった。腐れ縁の仲編は待田堂子脚本で、前にも女性ということでどこまで願望を取り入れるのか楽しみだったが、ロマンチック方面に振ってきたということは、男に対するサーヴィスだけじゃなくって、女の子視点も入っていそうな気はした。前は「そんな無茶な」という部分が大きかったゞけに、オーソドックスな出来であり、むしろ前のハチャメチャぶりがこの直球勝負を引き立てゝいたとも考えられる。
 しかし、アレだな、もう森島先輩は用済みとばかりに全然主人公と関わったりしないんだな。今回キレイに終わっただけに、棚町が背景になってしまうのが凄く惜しいというか。でもヘンに関わるわけにもいかんしな。
 あと、ヒロインは(といっても主人公もだが)相方が用意されてるんだな。で、大抵ヒロインに協力的という。たった4話だけなんで、ヒロインと対立して奪い合うとかという構図にするわけにもいかんし、尺が足りないからどうしても支援と言う立場しか取れないんだろうな。
 あと美也のヒロインに対する態度が違ってゝ面白い。塚原も美也も攻略不可なのが惜しいというか、いや、ゲームだと攻略可能なのかも知れないんだけども。