ロウきゅーぶ! 第6話

 思い出したかのような紗季担当回。
 が、クラスマッチ&合宿という流れにおいては、別にそれを意識していたというわけでもないんだろうな。自分は未読だが、原作がこうなっているんだという気がする。お好み焼きに関わって豹変ってのも、どうなんだろ?。関西だったら妙なこだわりがあっても、そういうカラーだからなんて納得できるのだが、実家がお好み焼きだからこだわるってわけでもないだろう。
 竹中と真帆とひなたの三角関係みたいなのを期待していたのだが、どうも竹中-真帆ラインはなさそう。ひなたのキャラはおいとくとして、気の置けないもの同士がちょっとしたことをきっかけとしてお互いを異性として意識し始めるなんてのが無いのかな?、無いのかな?と見てたんだけど、全くなし。そういうのはもうちょっと年齢を上げないとリアリティ無いのかな?。その割にはモッカンと昴はドキドキ展開だが。
 仲直りの経過が微笑ましかったな。いかにも素直さの残る子供っぽくてよろしい。大人だったらこうはいかないぜ。いや、なんか不思議といえば不思議というか、よくよく考えてみると不思議でもなくあたりまえのことだったりするんだが、だいたい人の足を引っ張るような人間は自分のミスも認めないし、謝りも償いもしなくて、またそれを何度も繰り返すんだが、そうでない人間は初めっから人の足を引っ張らないんだよな。だからこういう仲直りというか謝罪の場面なんて組織内部ではほとんど見られない。クズは自分のしでかしたことで誤りもしないし、まともな人間はそもそも謝るようなことをしない。ほら、アレだよ、「兵士は2種類しかいない、すなわち訓練された兵士とよく訓練された兵士だ」なんて世の中を二分するってヤツだよ。
 今回の〆はなかなか楽しめた。気が滅入るようなハメになったものゝ、偶然ラッキーな出来事に遭遇してしまうというシチュ。てっきり昴が不幸な目に遭ってヒキだと思っていたので、ヤレヤレといった感じで終わるのかと思ってた。が、この逆天(国)はフックとしてトキメかされてしまったよ。