SR600で長めに乗ってみる。

 とはいえ1時間ほど。Knogのオタク12機能サイコンを使っていて、最近電池を変えたのだ。で、走り終わってみるといつもより長く乗っているはずなのに16kmしか進んでいないとの表示。おかしいと思ってセットアップのやり直しをするべく取り外したところ、どうもキロ表示ではなく、マイル表示になっていた模様。そういや電池交換はホント電池の入れ替えだけで、再セットアップしてなかったもんな。1時間もは走ってなかったから、多分時速は25km/hは超えていると思う。
 やはり自分にとって最適なギア構成ってのが気になっていて、常に何段目に入っているか気にしながら乗っていたわけなんだが、自分が使うことが多いギアは後ろでいうと21Tや23Tだった。ちょっとした坂があって、やはり前はインナーにおとしたのだが、後ろ32Tでもなかなか回せない。いちおう36Tは自粛できたのだが、この36Tを無くすのは保険からするとしたくない選択ではある。
 で、なんでか後ろのギアをがちゃがちゃチェンジすることが多かったのだが、やはり自分にとってはこの21〜23Tの常用域でのクロス構成がありがたいと思ってしまう。すなわち、20-21-22-23Tの部分があれば嬉しいってことだ。24Tも欲しいが、無くても困らないかな。つくづく自分が貧脚だと思ってしまうが、こればかりは仕方が無い。
 しかし、カンパを使っているときはそんなに頭を悩ますことも無かったよな…と漕いでいる最中に思い出してしまった。しかも、53-39×の13-29でだ。明らかにこっちのほうが倍数が大きい。なんでこっちのほうが気にならなかったのか?と自分なりに考えてみて、そういやカンパのときはアウター、つまり53Tを使うことがほとんど無く、インナー39Tに入っていることが多かったなと思い出してしまった。このカンパ13-29Tの構成は

13-14-15-16-17-19-21-23-26-29

 となっていて、これがSRAMカセット常用域との対比だと

SRAM50T 19 21 23 campa39T 15 16 17 (18) 19
倍数比 2.63 2.38 2.17 倍数比 2.60 2.44 2.29 (2.17) 2.05

 と、倍数比2.63〜2.17の間が、SRAM前50Tでは3分割されているのに対し、campa前39Tだと(現実には18Tではなく、19Tではあるが)4分割されているわけで、多分この間をガチャガチャと変速していたのだろう。
 んで、前から考えていたのだが、シマノのジュニア用スプロケット16-27Tを使ったら常用域のクロス化ができるんじゃないかと腹案を暖めていたのだ。これとMTN用11-32Tを組み合わせると、

(16-17-18-19-20-21-22)-(25-28-32)

 なるギアが完成する。これだと23Tが無くなる不便はあるが、19〜23間が4分割されることになり、今よりクロス化が可能であるし、後ろを19-25T*1までと考えると、むしろcampa前39T×15-19Tより細分割になる。まぁ問題は後ろが32Tになることかねぇ。ローギア最大歯を34Tにすることも可能で、そうなると

(16-17-18-19-20-21-22)-(26-30-34)

 という構成になる。16〜22は1Tずつ飛び、22〜34は4Tずつ飛ぶという変態仕様だが、登りを重視するならこの34T構成、平地を重視するなら32Tといったところか。悩む…というか、アレだな、人間の欲望は際限がないなということで。
 あ、そうそう、平地若干追い風で倍数かけて漕いでみたんだが、やはり16Tが最大でも問題は無い感じだった。となると、下り坂ではトップギア16Tでは物足りないってことか。なんかすべてに対応するとなったらキリがないなぁ。

*1:50×25は2.00になり、39×19の2.05とほとんど変わらない。まぁcampaの場合は18Tが実ギアとして無いってのが条件になってしまってるけどね。