SR600でポタは難しいのか。

 休みにまた乗ってみた。今度はknogのサイコンもkm表示に再設定済み。平均時速を測るために、スタート時点でリセットをかけるのも忘れなかったが、結局のところほゞ1時間乗っていたので、それほど必然性はなかったかな。
 26.1km/hだった。前、SL-01でホイールをFulcrumR1に替えた時に平均時速が23.8km/hぐらいに上がったのでビックリした記憶があるのだが、それを上回っていてなにがなんだかといった感じだ。もしかすると今SR600に履かせているホイールをこのFulcrumR1に替えたらもっと速くなるんだろうか?。いやそんな事はないだろう。なんで速くなったのか?と考えてみたのだが、ちょっと前にCraft Elite S/S Cycling Jersey を買ってそれを着ていたからそのせいかもしれない。このジャージ、なにしろ薄くて身体に張り付くようなモノなのだ。自転車に乗っていると抵抗はほゞ空気抵抗らしく、その大半が自転車の前方投影面積ではなく、人間の身体由来の空気抵抗らしい。正直自分のようなムサいオッサンが腹も出ているのに身体の線の出るウェアは恥ずかしいものがあるのだが、もしこのジャージのせいで平均時速が上がったのだとすると、なんか考えさせられるものがある。
 が、走る前からポタで良くって、別にトレーニングとか少しでも速く走りたいわけでもないと決めていたので、どうも面喰う。走っているうちに、スピードを上げてしまうのだ。レースに出るわけでもなし、かといって医者に手術後の運動として自転車をやれとも言われてはいるのだがトレーニングのつもりはないしで、複雑だ。ほゞ26km走行しているのだが、このぐらいの距離だとタラタラ走っていてもそれなりの運動にはなるだろう。やっぱ走らされてしまうんだよね。
 さて、メモとしては本題なんだが、ギア比もいろいろ考えさせられた。冬が近いこともあり結構風が強かったので、追い風・向かい風でのギアの切り替えを気にすることになった。自分の場合、もうダンシングなどでトルク型のペダリングはしなくて、シッティングで回すペダリングをしていると思っているんだが、向かい風だとギアはどうしても緩めになってしまう。逆に幹線で追い風だともちろんペダルにトルクをかけないわけでもないが、やはり回すほうになる。で、だいたい30km/h台後半、ちょっと頑張って40km/hぐらい出る。ほんでもって向かい風の時には前はインナーに落として18km/h付近までスピードが落ちた。追い風だと前はアウター50T、リアはそれでも17Tまでゞ、16Tにも入れたが平地ならいくら追い風と言ってもこれより重いギア比は要らない*1といった感じだ。で、常用するのは50T×23Tがダントツで多かった。21Tに入れる機会は23Tと比べると圧倒的に少ない。ということは、自分に必要な後ろのギアは、18Tだとか20Tではなく、むしろ21T、23T、25Tという今の構成にプラスして、24Tや22Tだということに気がついた。が、この22Tだとか24Tというギアはまず市販品で手に入れることが極端に難しいモノだったりする。
 で、前回ギア比を検討してそういやカンパだとインナーしか使わないが使えてたよなという話に気が向いてしまう。これがインナー39Tではなく、コンパクトクランクの34Tやシクロクロス用の36Tでも常用帯が今よりクロスになるのだ。

前50T 21T 23T 25T 前34T(36T) 13T 14T 15T 16T 17T (18T) 19T
ギア比 2.38 2.17 2.00 ギア比 2.62 2.43 2.27 2.13 2.00 (1.89) 1.79
- _ _ _ (ギア比) 2.77 2.57 2.40 2.25 2.12 (2.00) 1.89

 向かい風だと50T×25Tも充分使うのだが、平地だとそれほどでもないかな。でもあったほうが便利なのは間違いない。どっちにせよ、前34Tだと、14-15-16-17と、50T×21-23-25Tよりは細かく刻んでいるので、今よりは選択肢が広がる。カンパ13-29Tの構成だと18Tは無いのだが、13-26Tの構成だと18Tが存在する。坂がまったく存在しないのだったら、13-26Tを使うといゝのだろう。というか、今後ろ保険で36Tを入れているが、32Tでも我慢できなくないかなとは思っているが、さすが29Tだと上り坂でクルクル回すのが難しくなるわけで、さらに小さい26Tで我慢が出来るか?と言われゝば自信が全く無い。まぁSL-01のFulcrumR1にはこの13-29Tが嵌っているので、そのうち試してみたいとは思っている。
 さて、もうそろそろ冬が本格化してくると思うんだが、Craftの薄い半袖ジャージはもう着れなくなるだろう。というか長袖の季節だろうに。オモロイのは自転車に走らされていたせいか、結構汗をかくということ。特に腹回りに汗をかいて、それが走行中蒸発熱を失ってかなり冷えているのが、帰宅した時に良くわかるのだ。Craftが薄い生地だということもあって放熱に優れているのだと思われる。
 また、走行中鼻水が止まらなくて困った。途中湧き水のようなところがあって鼻をかんだのだが、2〜3分でまた鼻水が止まらなくなる。運動することによって体全体が活発化して色々な分泌物が出るということなんだろうが、なんともめんどいことである。多分寒くなるともっと鼻水が酷くなると思うんだよ。今後どうしようかなぁ…。

*1:もちろん下り坂だと足りないだろうが。