バカとテストと召喚獣にっ! 第2話

 そりゃ姫路の料理ネタは持ってこざるを得んわな。
 なぜか前回の続き。前回が男どもの悪ノリだとすると、今回は女どもの復讐編といったところか。大体にして先の展開が読めそうではあるんだが、ちょっとズらすとか、「そうくるか!」みたいなものも混ぜられていて飽きないな。
 しかし、工藤さんがレギュラー入りするとは思ってもみなかったな。OPでもEDでもちゃんと出番が確保されているし、主役級キャラだってのは確定の模様。男側が4人なので、数合わせなのかと思っていたよ。で、やけにムッツリーニに絡んでいるよなぁ。なんでそうなの?と思ったんだが、確か前期では召喚獣の戦いでムッツリーニに負けているんだよな。専門で。が、重要なのは男性キャラに与えられるべき女性キャラの員数合わせではなくって、ヒロイン3人が頭に血が上って収拾困難な状態になった時のリカヴァリー係として非常に必要なことが今回の描写をみてもわかる。
 お祭りのときのヒロインキャラの穏当な行動は、お目当ての男といちゃいちゃしたかっただけなのか、それとも不安がらせるのが目的なのかわからんかったな。が、男の行動を見咎めてツンツンするだけだったら、2人での楽しい時間がなくなるってことなので、感情の切り替えというかコントロールができているってことなのかもしれないな。この作品のタイトルにバカがついているが、一次的な意味としては男キャラがバカであるってのは間違いないだろう。そして、そんなバカに惚れる女もバカであり、バカが大集合って意味でもあるんだろう。が、バカがバカに惚れている構造を良く見ると、たぶん双方の精神的な繋がりは強固であって、彼らは本当にバカなのか?と言われると…って構造が面白いのであって、そう考えると上述のキャラのいろんな行動にいろんな意味が考えられるってのは深さを表しているんではないかと思うんだが…。
 そういや麻生夏子の歌はEDにまわされてるな。でOPがやたらお洒落。前期はOP・EDともいかにもアニソンって感じで、一般性はないけど肩肘張らなくて作品の雰囲気にもよく合っていたんだよな。が、今期OPは「な〜に格好つけてんの?」という違和感があった。が、なんでかハーモニーもキレイでワクワク感が凄まじくて、かなりのお気に入り。で、そういやこの作品はコメディ中心よりは恋愛要素中心になっていて、やはり作品の雰囲気に合っているといえば合っているなと納得してしまった。