天体のメソッド 第8話

 いや、ホームスターを買えばいゝんじゃね?。
 乃々香達が使ってた投影ユニットはおそらく大人の科学シリーズのやつ。自分も買って作って2〜3度使って埃を被ってる。もうかなり前のやつだから売ってないんじゃないかな。ちなみに四畳半ぐらいで投影すると、今回の描写ぐらいの感じになる。部屋のサイズが合えばなかなか優秀。光源に使う豆電球は、普通の豆電球だとフィラメント部分が線上になっており、それだとボけるので、フィラメント部分が短く点光源になるような豆電球を使うとフォーカスが鋭くなるという裏技があって、しかしそれだと光量が少なくなるので広い部屋だと注意しないといけないというコツがあった。まぁ憧れるよね、プラネタリウム
 今回は主人公と汐音の和解。あれだけツンツンしてたんだから、和解するにはかなりの手間暇が必要だろうと思ってたらかなりあっさり。結局のところ汐音の内面描写はほとんどなかったから、彼女の中では実は乃々香が戻ってきた時点である程度期待もし、戻ってきてくれたという事実こそが既に彼女に良い方向での変化を起こしていたんだろうと思うしかない。
 が、やはりノエルが触媒にはなっているんだろうな。というか、ノエルの存在にあまり違和感を抱いていないキャラ達が謎ではある。というか、この作品のキャラって基本普通ならありえないことを何の疑問もなく受け入れているというか、現実味のないことはスルーして普通の関係性にのみ目を向けているというのがすごい不自然なはずなんだけど、そのへん強引だよな。が、なんというか、これだけ語られていることの背景が不自然極まりないのに、ちゃんと泣き要素は機能しているというのが驚き。実験作っぽい雰囲気はあるけど、それメインじゃないからなぁ。かといってギミックは多用してるし、なんとも不思議な作品。
 いちおうこれでメインメムバーの心理的なわだかまりはかなり解消したから、いよいよ隠されたこの作品のミッション消化部分にはいるわけなんだが、やはり謎の部分が多くて困惑。今回初めて気がついたが、ED映像のラスト部分、メンバーが集まって画面が上空にpanしていくんだけど、そこにあるべき円盤がないから、おそらく物語の終わりではノエルはいなくなるんだろうなという気はするが、やはり謎が多くて、間をどう補完してよいのやらわかんない。そしてそれこそがテキストの狙いだろうとは思うんだけど。