花咲くいろは 第14話

 暗くて水着がよくわからないわ。
 なこちー残念。っつーか、海であんなにバシャバシャ水を撥ねるもんだろうか。いちおう中間はお約束のテコ入れ回を入れてきたというところか。うーん、別にそのへんのムラムラした気持ちが無いわけでもないんだけど、あんまり水着回にワクワクしなくなっちゃったな。例えば昨日見たCの最終回の真朱のチューシーンのほうが、いや、ムラムラではないんだけど、ドキドキといった感じで気分が昂揚する。そりゃ今回の海のシーンのほうが、フェチ的な部分もチラと見受けられるんだけど、そもそもサーヴィスシーンであってもムラムラしないような作りなんだろうか?。コホン。
 発情をネタにいろいろドラマが繰り広げられていたなぁ。みんちーがそういやクラスではお姫さま扱いなのをすっかり忘れてた。1クール経ってみるとみんちーもタカビーだとかツンツンってのじゃなくって、恋するはにかみ屋って感じで視聴者への印象もグッと変わってるねぇ。
 今回のキモはもちろん従業員の扱いなんだろうけど、わかりやすいようにステレオタイプ化していて迷う。若旦那が注意していた事は、バイト採用の時にチェックできることであり、なんでハねなかったんだろうとか、バイトのほうも旅館の仕事内容がわかっていないってのも不自然だしな。だから、若旦那が怒鳴る様子がブラック企業そのものであっても、従業員のあり方としてどうかと思うからバイトに同情もしないし、かといって旅館側のあり方もどうかと思うので若旦那にも同情しない。どっちもどっちというより、どっちもクズなんだよな。だからこういう提示の仕方がダメっていうわけでもなくって、例えば従業員がまともなのに、若旦那が理不尽を押し付けているという対置も従業員が使えなくて若旦那が我慢して対応するという対置も、善悪がハッキリしすぎて考える余地がなくなっちゃうんだよな。ある意味ブラック企業にはそれなりの人材しかあつまらないってのも一種の真理ではあるワケだし。こゝは結名の賢さを鑑賞するのが面白いところではある。