NiteRiderでちょっと今実走してみた。

 自分ではそれほどでも…と思っていたのだけども、結構ワクワクするのな。暗くなるのがちょっと待ち遠しかった。
 いざ走ってみると、本当に人家の灯りや街灯がないところはめったに無かった。が、やはりライトがあるのと無いのとでは大違い。いちおう辺りで一番暗いと思われる場所で撮影を行った。まづ、NiteRider単独で。
 
 これはHighモード、350Lumenという触れ込みのもの。
 
 これはMedモード、225Lumenという触れ込みのもの。
 
 これはLowモード、150Lumenという触れ込みのもの。
 やっぱデジカメで撮影した画像は目視のとは違うなぁ。昨日述べたように、実際は照射範囲はHigh〜Lowでそんなに変わらないのだが、その範囲内で明るさが変わるってのがうまく表現できてない。デジカメ画像のLowだと暗い部分が潰れてしまって、その分照射範囲が狭いという風にしか見えない。HighとLowとで、こんなに差があるわけでもないんだけどね。
 
 これがEL-510のHighモード。
 
 これはEL-510のLowモード。
 これも同じかな。実はEL-510は反射の加減なのか、MiNewtより広い範囲を、ホントにうっすらと照らしているんだが、これが半端なく暗い。フレネル式で屈折させているのか、縦に明るい筋が入るのだが、これもデジカメ画像ではあまりに暗くて潰れてしまっている。まぁ照らすということには役に立っていないんだが、これでもないよりはマシで、白っぽい動くものだと「なにか変化があった」というのがわかるようになっている。猫などの動物の目の反射なんてのがわかるんじゃないだろうか。が、スポット部は画像の通りかなり狭く、MiNewtよりはゝるかに暗い。
 
 MiNewt350とEL-510との比較。ライトのスイッチをガチャガチャ弄ったせいか、うっかりしたことに両方ともHighモードではないハズ。多分MiNewt350はMedモード、EL-510はLowモードだったように思う。目視だとEL-510はこんなに暗くなかったと思うんだが、明るい範囲の差はこのくらいではあるのだ。
 まぁ本当に真っ暗なところはあまり無く、実際に街灯のある街中を走行するときはEL-510で充分だ。昨日も触れた通り、EL-510では暗いところでは路面状況がわかりにくゝなる。それでも、近いところにEL-510を一本、自転車2〜3台分先を照らすもう一本のEL-510を合計二本用意すれば事足りるのだ。近いところの路面状態は実はEL-510で充分なのだが、そうなると本当に目と鼻の先の部分しかわからない。そこでもっと先を照らすライトがもう一本必要になるのだが、スポット部を遠くにずらすと、そのぶんスポット部が縦に伸びる形になり照射面積は増える。増えた分暗くはなるが、近いところほど詳細な路面状況がわかる必要もないのでこれで充分なのだ。あとは、まぁ、二本もハンドルバーにつけるか?といった選択になる。EL-510が二本と、MiNewt350一本の値段はほゞ同じ。電池の持ちはEL-510のほうが上だろう。
 さて、MiNewt350だが、ちょっとトばしてみて路面状況は確認できるか?といったところなのだが、あまり低速走行時との差がわからなかった。暗くはなるが、わりと遠くまで照らす能力があるので必要充分といったところか。EL-510はどうしても高速走行だと路面状況がわかりにくゝてちょっと怖いという感じだったが、多分、照射範囲がそもそも狭いので、走行時の振動で照射範囲が揺れるという要素も絡んで余計にわかりにくかったりするんだろう。高速走行時にはより先の路面状態を知らねばならず、低速走行時にセットしたところでは不適切だということなんだろう。上記の二本挿しだとそれほど高速走行時でも不安は少ないと思われる。
 やはりカーヴ時に、進路変更先の路面状況が知りたいものだが、これは贅沢な悩みだろう。普通自転車本体が曲がる前から、運転者の視線は進路変更先に向いているのであり、その時から曲がる先を照らしておけってのが無理な相談だ。こゝは曲がる前には素直に速度を落としとけってことだろう。
 結論としては、やっぱMiNewt350はいわゆるリコマンデッドってヤツだ。まぁ自分もEL-510でもそれほど不満ってことでも無かったのだ。でも圧倒的に明るさは違うし、照射範囲も広い。これは値段以上の差はあると確実に言える。でも実際のところ、安心料ってトコなんだろうな。

http://www.geocities.jp/lets_tennis_life/2010-04-04.htmlによると、EL-510のHighモードは45Lumenらしい。