アニメ最萌トーナメント2011、ちょっと自分の中で盛り上がってきた。

 どうやら今日で本戦3回戦が終わるようで、16キャラが決まるようだ。サイトを訪れてみると、繰り返し効果が現れたのか、見慣れたキャラを追っかけるという形になってしまう。そして面白いことに、どうも背景色が同じものが目に入って、それが興味のきっかけとなるようだ。
 それでいくつかの視点を発見したのだが、自分はまだ未視聴のアマガミSSキャラの不人気さはどうなの?とか、花咲くいろはキャラもそれほど人気が無いよねとか、星架かも割と消えるの早いよねとか、バカテスもメインヒロイン全員本戦出場なのにやはり人気が無いなんて、紫を背景とする作品を目にすると、結構視聴している作品が多かったせいもあるが、いろいろ切り口が見つかりそうな感じ。
 アマガミは、録り溜めしているのだが、2クールあって躊躇している。いっそのこと年末年始の特別視聴にでもしてしまうかと思っているぐらいなのだが、まぁそれはいゝ。ゲーム原作ということで、贔屓客がついていてもおかしくないし、恋愛モノのヒロインだから、当然にしてプレーヤーもしくは視聴者に女の子の魅力をふんだんに漂わせているはずのキャラ達であるハズ。数えていないが、本戦出場したキャラ数が一番多い作品なのではないだろうか?。まさに萌えキャラを狙って作り出されたキャラのはずなのだ。しかし、2回戦まで勝ち残ったのはたった1人であり、3回戦も大詰めとなった今ではすでにすべて脱落という結果になっている。
 で、神のみぞキャラも同ブロック対戦という厳しさもあってか、残ったのは2人。神のみぞでは、手の届きそうな…なんて記述をしたが、いざ結果が出てみれば、日常恋愛パートのキャラは残っておらず、ファンタジー系のキャラだけが勝ち残った。アマガミも日常恋愛系のストーリーだろうから、結局のところ視聴者はあまりリアリティを望んでいないんだろうなという結果に見える。
 まぁ今日の対戦で多分まどマギキャラが勝ち、4人残るとは思うんだが、他の10数人のキャラを見てみても、なにか重い物を背負っていたり、本人の性格からしてきっと男の下心に報いてくれそうも無いキャラばかりが残っているように見える。スタッフが「可愛い造形で媚びさせますからどうぞ萌えて下さい」というキャラはほゞ全滅に近い。勝ち残ったキャラはきっと男といちゃいちゃするより自分の目的を達成するほうを優先させるだろうけど、それでも彼女たちに“萌え”るんですか?と問い質したい。それは“萌え”じゃなくて“燃え”じゃないのかと。いや、もうね、なんつーか、視聴者はもうこの女キャラをヒロインとしてみてるんじゃなくて、この不況の中、なにかを背負って必死に生きていくヒーローとして自分と同一視しちゃってるんじゃないかとふと思ったのだ。まどマギなんて最后にテロップで明らかになっていたように、コンセプトからして厳しい状況を生き抜くって作品だろ。こうやって見てみると既に萌えキャラは女の姿形をしたヒーローに成り変わっているのかもしれんわねぇ。