喫茶店にて漫画雑誌のチェックを

 コメントを戴いたのだが、メモということでいくつか。
 サンデー連載の漫画は萌えトーナメントで言及したのだが、あとケニアかなんかで元ヒッキーとやらが医療行為をしている(別にアフリカ医療がテーマではないらしい)漫画もチェックしている。マガジンにも医者漫画はあるのだが、そっちはスルーだな。今喫茶店においてある漫画でチェック対象なのは週マガ・月マガ・週サン・ビッグコミックオリジナル(のほうだったと思う。ゴルゴ13の無いほう)・そしてなぜか週漫Times。週漫Timesにも女医の漫画があるが、これもスルーだな。
 なんつーか、時代の流れを感じるというか、自分は高校生のときは親から漫画雑誌の購入を禁止されていたせいで、あんまり雑誌の動向を云々する資格はないとは思うんだが、たゞ、コミックスの購入だけはしていたので、どうしても究極超人あ〜る(連載自体はもう終わってたか?)の印象が強いせいか、サンデー系の漫画が好きだったという記憶がある。少年3誌はターゲット層がそんなに違うわけでもないハズなんだが、一番人気のジャンプは小学生の読むものとして毛嫌いしてたし、マガジンはヤンキー御用達だという印象があった。ジャンプは鳥山明全盛の頃だったのだが、あれからして低年齢向きといった臭いがしてたのだ。
 大学に入ると、喫茶店においてあることが多かったせいもあるんだろう。年齢層がちょっと高めのスピリッツ・モーニングあたりをチェックしていた。娯楽性の高いスピリッツ、おとなしめのモーニングといったところか。いわゆる丸綴じ雑誌に興味が湧いた頃だ。この頃もジャンプ全盛の時代だったように思う。
 なんでそれがまたマガジン・サンデーをチェックするようになったのか、今になってみると不思議ではあるのだが、いきつけの喫茶店ができ、もともとはそこに置いてあったビッグコミックビッグコミックオリジナルを読む片手間だったんじゃないかと思う。ジャンプ・マガジン・サンデーの3誌あったうち、パラパラとめくって気の合う雑誌がマガジンだったのだろう。
 さて、自分の遍歴は置いといて、マガジンを定期チェックしながらも、時々雑誌棚のところでパラパラとサンデー・ジャンプを手に取ることも何度かあったのだが、あまり腰を落ち着けてまで読む気はしなかった。サンデーは今書いとかなきゃ忘れると思うんだが、きっかけは銀の匙だ。ネットで新連載のお知らせを目にして、なんとか第1話を逃さずに済んだ。で、今チェックする漫画が増えつゝある状況だ。
 で、ふと気付いたのだが、上記の雑誌のうち、目を通す漫画が一番多いのが実は週漫Timesだということに自分でもビックリした。もともとは劇画雑誌だったと思うんだが、今はかすかにその面影を感じる漫画が数本あるだけで、そうと思わなきゃフツーのサラリーマン向け雑誌と変わらない。ヤンマガヤンジャン・ヤンサンと、上でいうところのビッグコミック系列やモーニングあたりのサラリーマン向けとの中間に位置すると見受けられる。作品群はストーリー性の高いものが多いのではあるが、中には主人公が飼い猫と旦那とひたすらいちゃいちゃする漫画があって、なぜか自分はそれを楽しみに読んでたりするワケだ。主要キャラが社会人の漫画が多いのだが、主人公が男だったり女だったりして、どうも男も女も読者層として狙っている風なんだよね。女の読者層向けだと思われる作品は女性作家を起用しているみたいで、絵も繊細だったりする。かといって露骨なエロ漫画もあるわけだよ。悪く言えばなんでもアリの節操の無い連載群なんだが、じゃぁそのごった煮がダメか?といえば、上記で述べた通り実はチェックしている作品が一番多い雑誌なのだ。週刊誌なんだが、月一連載のがあってみたり、何週か集中して連載があったと思ったら、次の連載までしばらくお預けを喰らったりと不定期なのも多いんだわ。それでもなぜか目を通してしまう。自分にとっては嬉しい変身ぶりではあるのだが、売れてるのかねェ?と心配になってしまうな。
 うーん、まぁとりとめもなく書き連ねてしまったんだが、こう振り返ってみると物語をこれだけ消費してしまって、自分的には幸せな時間を過ごしているとは思うんだが、時間の使い方としては無駄だったりするんだろうなと思ってみたり。そういや喫茶店での漫画チェックで満足してしまって書店でパラパラと立ち読みして他の漫画(や漫画雑誌)の動向をチェックしなくなったよなぁと気付いてみたり。アニメのスポンサー名を目にすると、芳文社系の雑誌*1もよさげなんだろうけどなぁ。

*1:週漫Timesも実は芳文社だったりするのだが