SR600、3日ほど乗って。

 乗ったといっても通勤での往復5kmほどの短い距離なのでなんとも。やはり昔乗った時の感触とちょっと違っていて、試運転の時と同じようにフロントサスの効果がわかりにくいのと、腰への衝撃はまろやかに感じたのはそのまゝだった。
 あと、ハンドルのリーチが短いので、ブラケット部分を持つのと、フラットトップ部分を持つのとの違いがわかりにくゝなってる。違いがないんだったら、ブレーキに近いブラケット部分を持つほうが圧倒的に利便性が高いので、じゃぁフラットトップ部分を握る時間は当然にして短くなり、じゃぁわざわざ平たくても丸くても、そもそも持たないんだからそこの形状はどうでもいゝことないですか?ということになりそう。自分の場合下ハンもあまり持つ頻度が多くないので、いっそのことブルホーンにしても支障がないのかもと思ったりする。自分が使っているコントロールテックレーザーアロイはシャローアナトミックなのだが、実は下ハンの握り心地は良かったりする。
 スプロケは微妙だな。KXの時はフロントが44-29だったので、スプロケの歯も小さいので充分だったが、今度はロードコンパクトで50-34なので、KXの時より大きい歯のギアを使うことが多いような気がした。つまりロー側を多用するワケだ。
 また、思ったよりトップチューブ長が短いらしく、ステムが100mmに短縮され、またショートリーチハンドルを使っているせいであんまり前乗り的なポジションではなくなった。割と後ろ乗りになっているせいか、ペダルを踏むというより回すポジションに近くなったらしく、足がくるくる回る。変わりに凄く踏み難くなってしまった。
 あと乗っている最中にハブのあたりから安っぽいぎしぎし音が聞こえてきたりする。でもまぁこれも含めてあまりシルクロードオンリー的な感想は少ないな。
 あ〜、後、ダブルタップレヴァーの使い勝手だが、まだ馴れが足りない。いつもカンパレヴァーを使っていたゞけに、停止時に軽くしたギアを乗り始めにはシフトアップしなければならず、親指を使ってシフトしそうになる。で、親指レヴァーがなくて「アレ?」ということになるのだ。しばらく乗り続けていると、自分でもシフト形式が変わったというのを意識しているせいか、間違いはすくなくなる。しかし、シマノやカンパに馴れすぎて、SRAMを使うのに抵抗があるって現象は確かに自分にはないといえるだろう。
 しかしまぁ、腰への衝撃は緩くなったんだけど、サドルだけは硬い。短い通勤距離だとほとんど気になることもないが、長距離だとしんどそうな感じはした。
 とまぁ、以上ぐらいで〆ておきたい。