鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第58話 ひとばしら

 二人犠牲になっても、まだラースは倒れていないわけだが。
 まぁ無駄な犠牲でしたって結論にしないためにラースに障害を残すとか、最終的にラースが死ぬときに関連付けたりするような気はするが…。グリードとバッカニアの通じ合いはグッとくるが、ストーリーの展開速度を考えると、どうも勢いを殺してしまうような要素のようにも思えてしまう。ある意味大河ドラマになっているので、これはしょうがないのかな?。
 実はかなりの寝不足で視聴に集中できていないような気がするんだが、それであまり感動できないのかも。エピソードとして悪くないのに、インフレ状態になってしまって見せ場の衝撃度が落ちているような気がしないでもない。もったいない。
 ホークアイが瀕死の重症らしいが、もしかして彼女に埋め込まれた何かが次回発動するのかね?。ホークアイ自身はそれを重荷に感じていて、できることならそれを抑えたいと。マスタングはそういう彼女の意思を尊重するために人体錬成を承知したようにも思うし、素直にホークアイを死なせたくなくて承知したようにも思う。でもその通りだろうと違っていようと、もしくは意表をつくような展開でも、どうせ大筋は変わらないんだろ?と、どうも乗り切れない自分を発見してしまって萎える。ストーリーは整っていて、考えさせられる部分もあって悪くはないんだけどな。