鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第50話 セントラル動乱

 閉じ込められているプライドは脱出しそうな雰囲気だな。
 ちょっと描写にドン臭いところがあるものゝ、推移としてはわかりやすくなっていた。補給を待つってのもちょっとしたリアルさが感じられるな…と思ったら、キャラの顔見せのための演出でしたってのもご愛嬌。とにかく勢いでごちゃごちゃ描いて混乱している様子を表現するってことが多いんだけど、本作だとこのぐらいのほうが丁度いゝと感じる。
 マスタングが不殺で、ブリッグズが容赦ないってのは対比としては面白いんだけど、その違いをどう話として生かしていくのか不明だ。情けを知っているマスタング側に投降させるって流れなのかな?と思っていたのだが、どうなるか?。だいたいこの手の反乱は不成功に終わるもんなんだけど、そうするならそうするでマスタング側の処理をどうするのかが予想できなくて楽しみ。いや、反乱を成功させちゃうの?。そういう流れでもどう処理するのかやはり楽しみ。今のところ賢者の石で不死の兵士が投入ってところだけど、中央側はまだおとうさまとラース、そしてプライドが手駒として控えている。マスタング側はブリッグズを晒して、全兵力に近い数が露出。エドワード・ホーエンハイムなどが手駒として控えているが、これを戦力としてどう評価してよいものやら。戦いは中盤に向けて進んでおり、先が楽しみなところではある。