鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第62話 凄絶なる反撃

 ん〜、さすがに佳境ではあるよな。
 結局神ってなんだったの?ということなんだが、人々のかけがえの無いものを奪った末に得られるものであって、それが他者を圧倒的な権力で押さえ込めるもんらしい。ホーエンハイムが神“とやら”といっているから、どうも神そのものではないらしい。国土錬成陣で、大げさにあらわれたものゝ、胡散臭いものではあるらしい。郵政選挙自民党が国民を騙して得た票みたいなもんかね。国民の信託とやらの。で、騙していたことがばれたら、権力を失うわけだ。
 さて、アルが自己犠牲を試み、エドがなんの対価で彼を取り戻すか?というミッションが新たに設定。まぁどうせお父様が倒されるのは物語上既定の方針だろうから、この辺はどんでん返しを期待してもなぁといった感じではある。
 グリードが欲していたのは仲間であると明かされていたが、それはすなわち中の人が王になるために必要な条件“民からの支持”とも重なっていて、なるほどうまくつくってあるわなと感心した。
 キャラも処理されて、だいぶ話も整理されてきた。ここにきて大人陣営であるアームストロングおよびマスタングがぱっとしなくなってきたな。まぁ主役に話を帰さなきゃならないんで、引き際を考えたんだろう。で、ここに到るまでウィンリィ放置。OPには出まくっているから、ラストあたりでなんかやってくれるんだろう。エドの生死は賭けたほうがいいのかな?。いや、不謹慎極まりないが。