戦う司書 第7話

 天然もこゝまでくると、フツーは病気なんだが。
 でもうまい見せ方だよな。昔からというか、今政権が自民党から民主党に変わって、自民党が現実路線で民主党が理想を追い求めるって構図になっていて、実現しない理想は掲げるなってマスゴミの論調なんだが、じゃぁ、自民党が本当に現実路線だったのか?と言われゝば、特権階級が労働者から搾取するという現実を追認しろっていうトンデモない理屈だったし、民主党の理想っていうのも、現実にあわせて修正してきている部分もアリで、なんとも判断がつかない。で、ノロティの掲げる理想が今のところ揺るぎもしないので、一視聴者としては、このまゝ突き進んでいくのか、それとも修正していくのか、挫折するのか興味は尽きない。
 前回でそうなんだろうなと思いついたんだけど、エンリケとザトーは同一人物でいいんだよね?。この作品は重要なところをワザとボかしているのでわかりにくいことこの上ない。本の中の話なのか、それとも物語本編の時間の話なのか混乱することもある。でもかなり面白くなってきましたよ。うーん、言葉ではうまく説明できないんだけど、ポイントが自然に浮かび上がってくるような感じかな。リアリティがあるわけでなく、わかりやすいわけでなく、気取っているようで実はスタイリッシュというわけでもなく、不思議だねぇ。