戦う司書 第22話

 これで神溺教団とか無くなったりするの?。
 ノロティ編終わり。ノロティの幼少のエピソードも明かされて、彼女の性格の理屈付けがなされてた。幼少の頃にすべてを失うという絶望を味わってたら、大抵のことには動じないわな確かに。明るく振舞うノロティの心の中は本当に世界の全肯定があったのか、それとも絶望を知りながら敢えて振り払っていたのか、描写によると前者のような気もしないでもないのだが、なかなか判断がつかないねぇ。
 世界が自分のものだから、その世界で生まれた幸福も自分のものってのには泣かされた。世界にまでは広げられないが、自分も大切にしたい場所は自分で整えていきたいとは思うわけで、そしてその場所で面白いことが起きれば、自分まで朗らかにはなる。幸せな家族とかもそうなんだろうなと想像しちゃうな。EDの「Dominant space」というタイトルもこのテーマに沿っているんだろうと思った。
 ノロティの天然さも、それなりの理屈付けがされていて、こういう直球勝負はなんか胸がすきました。でもこゝまではできないよなぁ。ある意味宗教だしな。