｢この女が言っているのは、そういう意味じゃない。｣*1
熱い、熱いよ。新番チェックの時にそういう雰囲気を感じなかったわけじゃないんだけど、それでももうちょっと地味な設定かと思っていたんで、ちょっと意外。OPの後のセシリー顔見せで、とんだ勘違いネーちゃんだなと思ったが、これはよくある成長モノだったわけだな。Aパートの暴れ騎士は、様子を見るとどうやら現代でいう、会社に尽くした挙句ポイ捨てされた現場のサラリーマンって感じで、それを見抜けなかったセシリーの未熟さがありありと見えた。
で、セシリーはやっぱり思い込みの激しい突撃ネーちゃんではあるわけなんだが、ルークへ吐露した自分の熱い思いや不安で、彼に認められるわけだ。こういうのを一気呵成にやっていくあたり、別に新規さは無くとも燃える。視聴者に（現段階ではやっぱり未熟だが）タダの勘違いネーちゃんではないぞって提示が上手く、テンポが良い。萌えアニメではあるんだけど、初回からワクワクさせてくれた作品ではある。ゲームっぽいが、くるくる舞うようなBGMもパッと聴きだと魅力的。あとは緩急の妙をどこまで維持できるか？ってトコか。
思い出した。 本当の使い方かどうかはわかんないんだが、剣にしても、刀にしても、振り回し方がやけにそれっぽく、見映えがするようなアレンジがなされていてグッド。さすがに打ち合いで重量差が逆転している剣が刀によって切れちゃうのはウソだろ？とは思ったが。
*1:ちなみに、意味するものは公式トップページhttp://www.blasmi.com/にでかでかと。
