聖剣の刀鍛冶 第6話

 ひぎぃー。
 セシリーの台詞に目を輝かすアリアがかわいい。おこちゃまが転がり込んできて一騒動のようだが、動機が母親の名誉ってのもな。もっとなんか深いものがあるような気がしてしまうのだが、この理由でエピソードを押し通していくんだろうか?。
 普通に考えたら、自由都市に帝国の人間が入り込んできて魔剣を奪う行為は、それ自体狼藉なんだが、国家間の争いを避けるというハウスマンたちの苦悩もひとしおだな。でも安易に迎合しないのは感心。というか、シャーロットは取引だとかいってるけど、やってることは強引な要求だわな。自由都市側にはなんのメリットもないという。
 母親の名誉だとかいってるけど、よくよく考えてみれば後継者争いだわな。しかも妾腹なら可能性は薄いわけで。こんな乱暴な後継者だったら、都市側としてもこいつを支援しても後継者争いから脱落したらメリットはないわけで、早々に退出願うか、乱暴なだけに強引に後継者になるかも知れず*1、恩を売っておけってことになるのかね?。ま、確かに扱いが難しいといえば難しい。
 で、なんでアリアが要るのかよくわかんない。ただ力を増強するためだけに、魔剣が自由都市にあるという噂を聞きつけて、数ある一本として手に入れたいのか、それともアリアで無いといけない理由があるのか?。

*1:突っぱねてしまうと後継者になった時に仕返しされる。