コードギアス 日経のアレ。

 いつのまにか(6)までUPされてた。一週間ぐらいを目安にBiz-Plusトップページとかチェックしてたんだけど、ものの見事に(全力で)見逃していた。登録せずに読めるのは今のところ(1)(2)(5)で、残りは登録の必要なNBonlineで、1ページ目しか見られない。
 (3)「快感原則」を忘れるなかれ (4)「お前は分かっていない」に負けるな (5)嫌われる覚悟が、売れる作品を作る (6)私は“いらない”人間。だから勝負できる がそれぞれの表題で、作品の内容に触れていたのは結局(1)(2)ぐらいだったようだ。だいたい後の部分は商売に関する、結構最近ではあたりまえになりつゝあることが述べられていて、やはりコントロールして作っていることが窺える。まぁ万人に受け入れられるように作っているわけではないと明言しているから、これでいいのだろう。
 しかし、今日も帰宅途中ぼんやり考えていたのだが、万人にも勧められる名作とか難しいよな。光希桃さんに準じて評価をしているが、一般的な意味も含めて「名作」ってなんだろ?と。数こなしているわけでもないが、洋画邦画あわせても、映画での名作もあんま思いつかない。テレビドラマだと鬼平犯科帳かな?というのが思いつくのだが、むしろあれは池波の小説ありきだしな。
 で、アニメだと、エポックメイキングというかクロニクル作品ってのは思い浮かぶんだけど、果たしてそれが名作かどうかは別問題のように思える。今GyaOでやっているマッハGoGoGoアタックNo.1ヤッターマンガンダム、初代マクロスエヴァンゲリオン、あとコナンを含む若干の宮崎アニメかな。で、まぁ名作に近いのは他人に勧めることも考えてアタックNo.1やいくつかの宮崎アニメはそれにあたるかな?と思うが、それ以外はちょっと名作と呼ぶには抵抗が自分にはある。で、エヴァ以降、そういう指標的な作品がこのコードギアスになるのか?と言われれば、実はもうちょっと時間が経ってみないとわからないかなというレヴェルである。肯定的に話題性のある作品だったというのとはちょっと違うかな?と自分の中ではそう思っている。
 しかし、義理立てというわけでもないが、自分の評価方法もしくは総評においてわざわざ数値的な評価を下すこと自体考え直さなきゃならないのかなぁと思ってしまった。見たまま感じたままを感想につづればよいわけで、作品に評価を下すなんてよく考えたらおこがましいよな。終了番組評価に参加したのだって、ある意味スタッフに対する応援的な意味が強かったわけだし。
 というわけで、プロフィールに記述している評価方法は飽きたらやめますってことで。