コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第16話「超合集国決議第壱號」

 個人的問題に収斂。
 今まで空白をはさんでいたサブタイがついに連続したものに。が、反ブリタニア国家群がくっついたのとは対照に、ルルーシュの身辺が崩壊する模様。
 国家対立構造が現代世界と似通っているのかどうかよくわからんな。日本がブリタニアに占領された植民地ってのだけは一致しているようだが。しかし、集まった国々が日本を助けるために全会一致の採決に同意するとはファンタジー。普通食い物にされるだろ。
 各国の軍隊が放棄され、紛争解決のための専用軍隊のみ保持ってのもどうなんかね?。仮にブリタニアに勝つなり、不干渉を貫けたとして、その後国家間の争いで泥沼になりそうだが。朝鮮戦争では、国連軍は一方的に資本主義陣営側の味方として登場したという事例があるだけに、うまくいくはずも無いと思うんだがね…。条約批准国内での一方的なイジメが発生した途端に理念ごと崩壊するわけなんだが。
 もう、千年ほど逆戻りして、欧米的価値観をリセットするしかないような気もするんだが。あと、本作の主要なテーマ「主体性の獲得」はどうなるんだろうか?。獲得した主体性がエゴのぶつかり合いにいとも簡単に変貌して、惨憺たる状況になってエンド?。