魔法少女リリカルなのはStrikerS 第12話「ナンバーズ」

 ハリセンが武器?。
 うーん、実戦とはいえ仕事っぷりが雑だなぁと思いましたよ。輸送ヘリに護衛がつかないのはどこの某世界大戦で護衛もつけず援助物資を送って撃沈されまくった軍隊?つー感じだし、フォワード陣の機転があったから良かったものの容疑者収監までの手筋がほとんどザル。結局先輩キャラでまともな成果を上げたのはなのはだけですかね?。
 まぁそこらへん危機的状況からのジェットコースター的展開で無いと見ていて退屈ってトコなんでしょうね。あたりまえのようにあっさりと仕事を片付けられちゃぁ見ているほうもなんのドキドキもハラハラもなく、敵キャラの見せ所もなくなってしまうでしょうしね。理屈付けとしては、まぁ機動六課も思ったより人員が足りないって初期設定なんだと思います。
 組織論としては上層部の妬み嫉みが出てきましたねぇ。査察で嫌がらせですか…。なんつーか、組織の規模がでかくなると集まる金も桁違いに多くなって、どうしても利権争いをやめられない困った人が出てくるってことでしょうかね?、公務員だろうと民間だろうと。どうもこの作品では長老たちがなんらかの抑制手段をもっていそうなんですが、どう転ぶかわからないんで、ちょっと判断は今のところつかない。日本のように長老までもが利権亡者と化している状態だと、もうこれはファンタジーとしてみるしかないんかね?。なのは・はやて・フェイト達だったらまだ現場の行動の指針ぐらいにはなるんだけどなぁ。
 ヴィータが言われていた、“また”守れないって発言はナンバーズとの因縁があるってことなんですかね?。