松岡大臣は死して清和会の御楯となるか?。

 風呂に入って、ここからしばらくの状況を考えてみた。やっぱり彼は自民党に殺されたという思いが頭を離れなかった。政権支持率の低下、そして、票田である年金受給者の不安を駆り立てる不祥事はやっぱり終息させたかったに違いない。20〜40代前半あたりは年金でいうとトントンか少ない受給で、しかも非正規雇用でやる気もそがれ、働いている人間もあまりの忙しさに選挙にもいけないか、政治に関心をもてないようワーキングプア状態にさせられているわけでありまして。まぁ若手でも富裕層は自民党支持だろうし、やっぱり40代後半からの保守層に年金での不安状態を抱かせるのはヤバいと感じたに違いない。
 しかも、年齢層が高いと「死んでお詫びする」というのがしっくりくる世代でもある。弱いものイジメをしていても、死んでしまったら周囲にやりすぎと思われるわけで、この場合、「野党が徹底糾弾しなかったら死ぬことはなかったのに」とみられてしまう可能性大。そもそも金の不正がなければ、不正が明らかになっても潔く辞任すれば死ななくても良かった、つまり野党には全然罪がないのに、松岡大臣と対立するのは野党という構図ができてしまっているために、物事を上っ面で眺める層あたりには「松岡大臣が死んだのは野党がイジメたせい」という見方をしてしまうだろう。某巨大掲示板辺りでは、今日から明日にかけて自民党工作員辺りがそういう風説を流していることだと思う。
 なんつーか、こんな人を使い捨てにするような政権与党の延命に使われてしまう大臣がちょっとかわいそうになってきた。これで参議院選挙以降自民党あたりが票を伸ばしたりすると、もっとげんなりするのだが。