「長崎の鐘」・「下山、三鷹、松川事件」

 昨日、というか一昨日、某巨大掲示板で見たんだが、どうも吉田茂は下山、三鷹松川事件に見られる通り、法を捻じ曲げてでも目的を達する人物だったらしい。なるほど小鼠はともかく安倍などは祖父とそっくりな政治手法を取っているだけに、麻生も祖父の吉田と同じように庶民は警察だの検察だのといった権力で抑えつけておけば大丈夫というメンタリティを持っていても不思議は無い。
 今回の検察の民主党イジメも、合衆国の指令で行われた公算は大きいのだが、麻生はそれを黙認して政権浮揚に利用したとばっかり思っていた。が、どうも諸手を挙げて賛同し、袋たたきに大いに参加しているのかもしんないな。
 麻生が漢字が読めず、庶民の生活も知らないってことでだいぶ叩かれていたようなんだが、それでも国の指導者としてしっかりしているのならまだかわいげがあると思っていた。が、どうも国民を見下しているってのは間違いなさそうだ。100年に1度の経済危機に対応するため、野党に協力をといっていた割に、自民党から野党に協力といった態度は全然無く、検察という暴力装置を使って追い落としを図る。麻生は自分の身分が高いと思っていて、国民をトコトン軽蔑し、切り捨てることに躊躇が無いようだな。どうも麻生は今の自民党のありように批判的で民主党禅譲…なんて考えを少しでも持っているのかと思ったが、やっぱり特権階級のことしか考えていない自分勝手な権力者なんだろうなと思ってしまう。