自民、民主、公明３党の参院議員会長は30日午後、江田五月参院議長の仲介で会談し、12月3日に予定していた参院財政金融委員会での額賀福志郎財務相の証人喚問を先送りすることで合意した。
自民の尾辻秀久会長が江田氏に全会一致の慣例を破り、野党だけで議決した喚問の中止を要請。民主の輿石東会長が応じた。(14:29)
まぁ今日は結構職場が忙しかったんだが、夕方この記事を見てビックリ。しかし現段階で日経のサイトのトップからは逃げるように外されてます。政治カテのトップではありますが。
結局、この問題の重要な点は一つ。国防という国の根幹に関わる分野でこっそり賄賂を貰うような政治屋が大臣をやっていること、すなわち、
泥棒が国の金の取り扱いのトップである財務省の大臣をやっていること。
に尽きる。
なんつーか、民主党も大丈夫なんかね？と思う。もともと政権担当能力があるとも思っていないし、泥棒の自民党よりは素人の政治集団のほうがはるかにマシであるという程度だから信託も何もなくて、ただ、経験がないから失敗ぐらいは許すが、決して自民党のように特権階級のための政治ではなく、大多数の国民を痛めつける特権階級以外の日本人のためになる政治をやってもらいたいというだけの話である。ぶっちゃけ、額賀を叩いたところで、自民党と民主党との間で参考人招致合戦になってしまうから、与党野党で手打ちをしようやというだけの話のような気はするが、自民党べったりの検察が額賀を追及することがない以上、財務大臣に泥棒を据えてしまっている現状がダラダラ続くこの政局に国民はウンザリすると思うんだが。
まぁそうは言っても、民主党がいったん決まったことを蒸し返して、いざ自民党の都合のよいように情けをかけてやったんだから、その恩に自民は報いて、小泉・安倍政権時代、とくに無責任安倍の時に強行採決した数々の法案を今になって蒸し返して無しにしてくれるってこととバーターなんだったらわからなくもないが、ここに来てちょっと民主党は国民を裏切り始めているのか？と訝しく思う。
しかし、相手を陥れる策略という要素がでかいと思うんだが、自民党も民主党も自分で埋めた地雷を自分で踏んでしまって盛大に自爆ってパターンばかりだなぁ。ほんでもって、ほとんどミスをしていないってのが、社民党と共産党ってのもはなはだしく萎える。というか、共産党ってのは末端の活動がダルそうなので関わると無駄な仕事をさせられそうで嫌なんだが、貧乏人は公明党より共産党を支持するほうがよっぽど生活のためになると思うんだけど、現実は逆だねぇ。むしろ戦後間もない社会党がずっと政権を握っていたら、経済発展こそは爆発的には起こらなかっただろうけど、バブルみたいな掛け金をスってしまうようなことにはなってなくて、わりと地域を大切にする国になっていたんだろうなと思うと残念でならない。なまじっかCIAの手先である自民党の利権に国民が騙されて支持しつづけさせられてきたおかげで、日本が今自業自得な国になっているんだろうなと妄想してみる。
