魔法少女リリカルなのはStrikerS 第2話「機動六課」

 なんつーか、説明口調。
 機動六課の設立説明。よくわからんのですが、時空管理局はともかく、第1期で淫獣ユーノ君がなのはの前に現れて以来、魔法世界と人間世界のつながりがあやふやなんですよ。人間世界の一般人に迷惑をかけないよう行動していたのは確かだと思うんですが、それでも建築物が壊れていたり、戦闘の様子が雷のようには見えていたと思うので、そこらへん一般人が魔法世界のことをどのように把握しているのかが激しく疑問。
 そこにこのStrikerSにいたって、どうも人間と魔法世界の住人がシームレスに…というより、人間が魔法を使いこなしているというのに驚き。しかも10代の人間が下士官になって、なのはが第二期になってようやく使いこなしていた技術をつかっているということからして、魔法は二昔前のコンピュータ技術のようなものとでも理解したら辻褄が合うんだろうか。マイコンを小中学生が自作したり機械語を使ってたあの頃の。
 話が錯綜して申し訳ないのだが、時空管理局の人間社会での位置はどんなんなんだろう?。人間社会から人材を集めているが、時空管理局は基本的には不干渉ではなかったのかな?。人間をスカウトするにしたって、そのことは秘密だったような気がするのだが。まぁ魔法世界からの干渉がどうやら酷くなっているようなので、隠しとおすことが出来なくなっているのかもしれない。人間世界のほうでもそのことを認識した上で、時空管理局に頼りっぱなしになるのではなく自分たちからも対策をすすめているってことなのかな?。
 というわけで、まず世界観の前提条件からしてわからないことだらけなのだが、もしかして人間に侵略している側や時空管理局は現実の社会でのなにかのメタファーなのか?ということなど、これから考えつつ視聴していきたい。明かされるのかどうかもわかんないですけど。魔法少女モノとして考え無しに燃え展開をたのしんでればいいんでしょうけどね。
 まぁそういうわけで、機動六課の位置付けにせよ、時空管理局の組織作りにせよ、なのはたちの立ち位置にせよ、考える手がかりが少なすぎてどうもノれなかった。いや別に職場での新組織立ち上げって視点からするとそんなに違和感はないんですけどね。友達なら心配するとかいう台詞も、本当の友達ならめったに口にしないだろうと思うのだが、そこらへんの説明っぽさも視聴者に対する水臭さのような気がして落ち着かなかった。