久しぶりに

 いきつけの喫茶店と近くのラーメン屋でヤンジャンとマガジン、ビッグコミック&オリジナルを読んできた。ヤンジャンの最新号は読めなかった。
 ヤンジャンはどうも若手ビジネスマン向けが主なターゲットらしい。格差社会についてのアンケートがあってビックリ。確かにサラ金が載っているあたりそうだとは思ってはいたのだが、現実に目の当たりにしてしまうと新鮮な驚きが。ホワイトカラーというよりはブルーカラー向けなんだろうかね?。ヤンマガはさらにヤンキーというか下品といいますか…。スーパージャンプヤンジャンより高級?。
 で、「まだ、生きてる…」(本宮ひろ志)が終了してた。女が転がり込んできてから話が膨らむか?と思っていた矢先の出来事なので、どうも打ち切りのにおいがプンプンする。同じサラリーマンファンタジーとしてはサラ金よりは評価していたのでちょっと悲しい。
 マガジンはスミレが出張してきてた。女教師とスミレの操縦士に何かあったらしく、いい感じになっていた。スミレが弾き飛ばされたあとの新作はパラパラとめくって流してみた感じそんなにマズいでもでもないような気がする。がスミレのほうがインパクトがあるんだよね。マガスペはアクセスしにくいので、行きつけの喫茶店に備え付けのマガジンにぜひ帰ってもらいたいと思ってはいる。
 涼風どうすんだろうね?。大学生になった大和君たちを見たいとメイン読者は思っているのだろうか?とふと思った。青春の甘酸っぱい感じとしては「スマッシュ!」(咲香里)のほうが私の好みなので、ちょっとおなかいっぱいというか。瀬尾公治の繊細な線は良いのだけども、どうも話としてあまり想像を掻き立てられないというか。アニメ感想でも書いたのですが、あくまで個人的な意見としては、アニメの脚本のほうが原作のストーリーにプラスアルファで楽しめる部分があったような気がする。
 オバドラもアニメ化でちょっと勢いづいているかな?。まぁ自転車モノとしてではなく、あくまでどん底の経験をして心に鬱屈を抱えた若者の這い上がりストーリーとして見るのが正しい鑑賞方法だと思っているので、実はあんまり評判が悪いことに対して気にしてない。まぁマガジンのほかの作品はいつも通りと言ったところでしょうか。
 ビッグコミック系統もいつも通りですかね。この際言っておくと、大学生の時には結構トキメいていた三丁目の夕日はあんまり胸にこないかなぁ。ページをめくって偶然何コマか目にしたときに、勢いがあれば読む程度になってしまった。
 山口六平太とか釣りバカはほとんど見ないなぁ。作品自体には文句はないんだけど、あぁいう会社が今日本のどれだけを占めているのかということを考えると、サラ金以上にファンタジーになってしまっていると感じている。古きよき日本のサラリーマンの伝統を懐古するというのもあんまり気が乗らないし。同じサラリーマン向けファンタジーならSORAとかあんどーなつとか魚河岸とか蔵人とかくずなど見るべきものが他にあるというか。
 なんのかんのいって、ビッグコミックもオリジナルも暇な時とか電車に乗るとかで買って一時間過ごすには悪くない出来になっているかなぁ。まぁ私なんかが喫茶店で読む分には全部に目を通すことが稀なんで、もったいないことこの上ないんですけどね。