いやぁ、藤原直哉、怒ってるねぇ。

 藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2011年6月29日 日本を再生させよう: 藤原直哉のインターネット放送局 魚拓

 一番遅れているのはやっぱ東京一区ですね。一番遅れてる。東京の真ん中。
 大震災が起きたぁ、大変だぁ、何が一番大切か?、うん、まず増税とかさぁ。オマエ、帰れと。ねぇ、まず増税だって人がいますよね。まーず原発動かそうと。とにかく原発動かそうとしゃかりきになっている大臣いるよね。アレ、東京一区だよね。あーやって言やぁ、東京の知事も誰が選んだの?あの爺さん。(12:10頃から)

 魚拓を取ったって、mp3が確保されるわけでもないので意味はないんだが。今回はなんか聴衆の前らしくて、声が入ってる。しかし、藤原直哉小沢一郎は名指しで非難するんだけど、空き菅には手ぬるいな。まぁ論外として話題にもしたくないだけなのかもしれないんだが。
 最近つらつら思うんだが、踊る大捜査線かなんかで、ギバちゃん扮するキャリアが「組織内部から変革を」なんていってたのはつくづくまやかしだよな。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶらしいが、組織内部から変革が成功した例は日本に限って言えばほとんど見当たらない。
 有史以来というか、飛鳥時代における朝廷は蘇我氏物部氏の対立があって、天皇は彼らの闘争を止められなかったわけだろ、それを蘇我氏をぶっ殺しておさめたのが外部の藤原氏なんだろ。で、その藤原氏摂関政治をやっちゃって身内ばかりひいきするという腐敗をし、それを内部から変えようとして自ら貴族化した平家は結局事態を変えられなくて、武家である貴族外の人間が変革を成功させた。鎌倉幕府を倒したのは幕府中枢の人間ではないし、室町幕府を倒したのも外部の人間。江戸幕府を倒したのも外国の支援を受けた薩長という外部の人間だったし、軍国主義の日本を変革したのも外部…というか外国だ。ホント内部からの変革って、腐敗に巻き込まれて頓挫する例が多いし、運が良くて小康状態を保つだけ。内部の改革者と呼ばれる人間が放逐されると、また別の問題が発生して腐敗が酷くなるばかり。
 で、やっぱり政党政治という枠組みにとらわれていたら、日本は益々悪くなるばかりなんだろう。藤原直哉も玉葱の皮を剥くようだと言い放っていたが、皮を喰い尽したら後には何も残らない。が、現政治システムを打ち壊すような主体ってのは、自民盗政権によって目を摘まれてしまっているんだよな。バックアップを自ら放棄しているんだよ。
 でもまぁ今までやりたい放題やってきた連中を根絶やしにして、一から積み上げていくしかないんだよな。で、外国からの干渉も避けなければならないと。さて、何年、何十年かゝることやら。動き始めたら暫定的にでもすぐに立ち上がるとは思うんだけどね。