交響詩篇エウレカセブン 第10話「ハイアー・ザン・ザ・サン」

 視聴終了。といってもこの日付から2日前ですが。ときどき先に書いてしまうことがありますのでご容赦を。
 今回は謎かけの回でした。ホランドとタルホ、も一つエウレカも含まれるのでしょうか。デューイ中佐も正式に軍務復帰のようです。まだまだ過去ははっきりと明かされませんが、物語が転がるのにまだまだ準備がいるのでしょう。
 というか、これやっぱり子供向けではないですよ。日曜の朝早いんでしょう?ターゲット層はどこら辺にあるんでしょうか。昨日のエマではないですが、ボードやファッションからいうと中高生男子なんでしょうか。あと青さを捨てきれない若手のサラリーマン(労働者?エマとは違い所帯持ちでも十分鑑賞に堪えると思います)とか。まぁ私は中年なので、この作品を喜んで見ているから人のことを笑えないわけなんですが。中高生がターゲットだとすると、まずお目当ての視聴者は見てないんじゃないかと。前の晩遊びつかれた中高生が7:00なんて起きるはずないだろう?ビデオにまで撮ってみるには説教くさいし。部活動に行く前の中高生に見せるには放映圏から言うとしんどいのでは?だらしがないもしくはちょっとだらしない中高生は起きることが出来ないし、まじめな中高生は主人公たちの生活観が性に合わないだろうし。やっぱりオタ?ロボットに興味があって、ちょっと社会に不満があって、やればできるんだとかいう幻想を持ちがちなオタ?もう一つあって、やりたいことが見つからない、終わりのない日常を生きる中高生に向けたメッセージ性をもつ作品と考えたら、あながちターゲット層は間違いではないかなと思います。そういう層は無視できないほどたくさんいると思うし、その層がこの作品を見るとなんらかの触発を受けるだろうから、そういう目的ならかなりいい作品だとは思うんだけど…。しかしエマじゃないけど、きっと大部分には素通りされている気がしますよ。じゃぁどうやってそういう層を振り向かせるのか、はちょっと考えつかないので、偉そうなことを言えないのですが。