SHIROBAKO 第10話

 ボロボロ人が辞めてるねぇ。
 目標を決めてからってくだりはまぁそうなんだろうなという。仕事でも、到達すべきゴールから逆算して仕事を組み立てろとはよく言われるわな。工程を積み上げてゴールを積み上げろと管理職にはよく言われていたが、それやると大抵仕事が終わらずに不十分なまゝ本番って場合が多くて迷惑極まりなかった。それでも形になっていれば管理職は満足だったようなので、それはそれで流れていったのだが、一度自分の裁量だけで仕事をゴールから組み立てたら、所定の性能?が出て仕事が完成したのでなんだかなぁといったところ。
 しかし、自分の進路については、この回で描かれているようにそうそう上手くいくとは思えないんだよな。スキルがあれば転職の繰り返しができる業界ならこれでも構わないが、そうでない業界だと大抵初手で行き詰る。新人が次の行き場が決まらないのに一年も経たずに辞めてなんとかなるって描写は、いくら夢を描く作品だとはいえちょっと酷いんでは?。この作品もおそらく年齢層高めもターゲット層とみなしているとは思うんだけど、結構な数、アニメ業界志望の中高生が目を輝かせて視聴するだろうからさァ…。