異能バトルは日常系のなかで 第2話

 生徒会長、可愛いジャン。
 主人公が送った励ましの手紙を生徒会長がラヴレターと勘違いする話。なんつーか、主人公を取り巻くヒロインズが最初っから主人公に好意を寄せているのはお約束なんだけど、逆にもうそれがつまらなくなってきた。まぁその要素を除いてみると、空回り気味の生徒会長を普通に思い遣るというお話で、きれいにまとまりすぎてますわ。主人公が謝るシーンは清々しいほど直球で、中高生に対する指南書かなんかだろうか?と思ってしまうぐらい。
 かといって、中二病を初めっからメタ視点で描いていて、極力視聴者にストレスを与えない配慮がなされているせいか、視聴中は普通に楽しめるんだよな。まだ2話だから、世界観を把握するまでは目新しくて新鮮さを楽しめるんだが、これがいつまで続くかといったところか。しかしまぁデータベース型消費は、自分のようにある程度萌え作品を視聴している層だと飽きやすいけど、アニメ視聴新規層はなれるまでは目がくらんで何年かは楽しめるんだろうなとは思う。正直自分のような視聴者は他の作品か、もしくはアニメ以外に手を広げるべきなんでしょう。