ヒーラーガール#11

 上手く歌えなかったのが合宿で乗り越え、試験に合格する話。え?、これスランプだったの?と思うぐらいあっさりとクリア。合宿の意図も言語化してしまうし、結局三人娘も隣の芝が青く見えてただけというか、勝手に自分が舞い踊ってただけという…。
 さて、そろそろ終わりなのでいろいろ振り返ってみたのだが、まぁどう考えてもミュージカルを意識した作品作りで、個人的にどうしてもサウンドオブミュージックが思い浮かぶ。ただ、自分の少ない知識経験だと映画版しか議論のたたき台にできないが、アレ、ドラマとしてはむしろあんまり出来が良くないというか、割と象徴的なシチュエーションを繋ぎ合わせているだけのように自分は思ってしまう。結局あの映画で頭に残るのはマリアの強烈な個性であり、他の登場人物はほぼ名前すら思い出せない。その代わりと言っては何だが、映画だけでなく、他のいろいろな機会で耳にすることが多いせいもあろうが、劇中歌に重点があり、冒頭のサウンドオブミュージック、どの小学校でも歌わされていたであろうドレミの歌やエーデルヴァイス、マイフェーバリットシングスやすべての山に登れなど、主人公がマリアというよりは、それぞれの歌がそうなんじゃないかと思うぐらい。要するに主役が歌で、ドラマは歌を引き立てるシチュエーションという構造になっているのではとすら思える。
 で、それを念頭に置いてこの作品は…というと、あーなるほど、これだけエピソードをアッサリ目にして、ジャパニメーションらしきちょっといい話にしており、もうそれ自体はほぼ個性がないというか、あまり注力してなかった…と言われたらまぁそれはわかると言えるかもしれないが、ではサウンドオブミュージックの珠玉の劇中歌に比べて本作の歌はどうか?と言われたら、確かに耳障りは良いし歌い手の力も声の伸びもあるんだけど、歌詞の内容まで視聴者に聞きこませる何かがあったか?と言われると、一つ一つの歌の力はもう全然比較にならないのであって、ドラマが頭に残らなくても歌だけははっきりと覚えてるというほどのものでもない。逆に特徴的な歌として頭に残るのは、曲として一つに絞ったRPG不動産の竜の歌であって、あれをいろんなキャラクターに謳わせてる。一度吟遊詩人役の@高垣彩陽にしっとりと歌わせてたが、それだけではなく、主人公が竜娘に歌って聞かせたり、主人公は母親に歌ってもらったと言わせてたり、竜娘と一緒に帰省して家族全員で歌ったりして、決して歌唱力のある整った曲としてだけではなく、たとえヘタであっても大切な人が自分のことを思って歌ってくれただとか、仲間と気持ちを一にして歌うとか、歌が及ぼす精神的な効果は別にありうべき理想の形が一つだけあるんじゃなくて、それぞれの聞き手や歌い手によって多種多様にあるんだよ…というのがむしろRPG不動産の方で表現されているのであって、患者の気持ちに寄り添っておそらく歌うべきこの作品での歌の位置づけがもう画一的なのはなんなの?みたいな感じ。
 まぁそんなわけで、ドラマ部分が微妙に感じるのも何か理由があってのことか…と思ってみても、その部分もあんまり功を奏してるという風には感じられなかったなぁと考えなくもない今日この頃…みたいな。もしかして最終回で全部をひっくり返すどんでん返しがあるとか?…。


メインシナリオ最先端到達。新キャラ二体確保。

 ようやっと読めた。昨日までで第2部第二章の半分まで読了してたから、今日は残り半分四節分だけで済んだ。やっぱり外伝より本編の方が読み応えがある。第一部は一般人だが正義感に溢れるアカリが主人公だったが、第二部は二人が主人公のようで、一人は不思議ちゃんのイノリ、その家系に生まれながら才能がないと自覚しており、できれば一般人として生きていきたい、別に悪に染まりたいわけではないが正義にも興味がないライカがもう片方。ライカにメインシナリオに二つも仲良しエピソードが用意されていたし、こう昔流行った意識高い系でもなく、なにか将来に夢や目標がない昨今の若者のメンタリティを体現しているようで、おそらくライターの推しはライカなのかなという気はする。自分も第一部を読んでいて、正義の体現には全然興味が湧かなかったから、どういう話が展開されるのか前よりは楽しみになってきたかな…という感じ。

 二章八節を読了直後にメッセージが現れたので直接ガチャページで引くと、まぁ二人のうちのどちらかなのは確定なので、最初っから虹演出。で来たのはライカの方。


 昨日も述べたが、PUは二種類用意されていて、確定ガチャで来なかった方をPUで引けということだと思うので引く。いちおうPUが1%だが、もう片方もかなり少ない確率ながら引ける可能性はあるらしい。


 単発チケットでもよかったのだが、ここでケチってもなぁと思い、石で10連一気に引いたら虹演出。イノリはそのまま10連一発自摸だった。

 まぁこれで今期の個人的ノルマは達成。自分がそうだったからと言って断言するつもりはないんだけど、第一部、主人公は最初っから貰えたし、青黄紫の主人公に近いメインキャラも特定のシナリオ読了で強制的に貰えてたから、第二部の主人公もできるだけ負担のかからない形で来るようになってるような気がする。まぁ二章八節を読んで一人引き、もう片方をPUで引くときは発表されている1%などではなく、もっと優先的に貰えるようになっていてもおかしくないのでは?と思ってる。

城姫クエストイベント終了、ギリ。

 なんかそんなに周回した覚えはないのだけども、なんとか250位以内には入れた。というか、久しぶりに特効アイテムを購入。自分的には課金アイテムは使わないのが主義なのだが、ゲソ内通貨が今月末で期限切れなので、正直使いどころが見つかってホッとしてる程度。今回のイベントは助っ人報酬で特効アイテムが1~2個ぐらいしか貰えなかったから、それでカツカツだったということもありそう。250位ボーダーとは、特効アイテムなしの強レイドボス2体分ぐらいだったから、特効アイテムを購入しなければ問題なくアウト。もちろん自分がイベント終了の瞬間まで走り続けていなくてもアウトだった。

 八上ちゃん、実装時は課金姫で参式までランクアップ可だが、さすがに課金姫は入手が困難なので、派生でも欲しかったからよかったよかった。割と泥臭いキャラデザなのだが凛とした美女のような風格で塗りが立体的だからちょっと気になってたんだよな。
 80位1624368673pt、150位1094721137pt、250位754452424pt、300位590857789pt、500位325584770pt。
 特効アイテム二回分だと、ゾーン時間もあわせて2周回分でしかないと言われたらそうなんだけど、案外これが難しいんだよね。今回仲間登録してるユーザーさんが特攻姫を持っていて、欠片集めには重宝したんだけど、レイドボスは兵科の組み合わせが悪く、一度も試してないがおそらく特効アイテムでワンパンできなかったはず。なので兵科の有利な特攻姫を借りるために何度も助っ人を更新した。3分間も外れ続きなことがあったりして、精神的に疲れるのよ…。

モブせか#11

 公爵令嬢を人質にされたピンチをなんとかはねのけたのだが、次回に向けてまたピンチか?という展開。イヤボーン2回にヒロインの思いも吐露されてのクライマックス展開乱れ打ち。一気に畳みかけるって調子で、まぁメッセージ性がないとはいわんけど、とにかくカタルシス優先の話立て。おそらくこれで主人公も誰かの引き立て役というのではなく、自分の物語の主人公であると思ったハズ。原作はまだまだ続いているんだけど、アニメ版としての一つの落ち着きどころが見えてる感じだな~。

このヒーラー#10

 主人公のランク決めとOP映像のラストで出てくるメイド服キャラの登場の巻。まぁいつも通りのかけあい漫才。商業誌に正式連載される前の話らしく、他の作品にみられるクライマックス感はほぼなし。


メインシナリオ第2部に突入。

 外伝読了。既読してた閃忍と戦士の途中から加えて、戦士後半部、魔女、神騎を読んだ。忍者編はいちおう青とにゃんこ、オウカなどメインがバラけてる感じだったが、他の三章は明確にメインキャラが決まってて、戦士がエイム、魔女がニル様、神騎はオバ…じゃなかったアズエルだった。ただ、外伝だったせいなのか、戦士と魔女はもうシナリオがダレていて、忍者の方はそこそこ真剣実があり、神騎は肩の力の抜け加減がよかったのだけども、もう読むのが苦痛レベル。いちおうそれが特色なのだからとお色気シーンもあったのだが、キャラと一対一で体を重ねるのはエイムとオバ…じゃなかったアズエルの二章だけ。エイムはキャラシナリオで捕獲はまだ読んでなかったのだが、キャラの仲良しシナリオよりは良かった感じ。オバ…じゃなかったアズエルは、まだホームキャラに設定して好感度上げしてる最中で、仲良しシナリオまであと少しだがちょっと数字が足りないのでまだキャラシナリオは読んでない。読んでないのだが、この外伝はなんかよかった。なんか地下鉄に乗ってる最中にトラブルに遭い、オバ…じゃなかったアズエルがエネルギーを得るために…という展開で、えらい強引な展開やなと思ってたのだけども、肝心のシーンは取り急ぎ感を除けば、キャラの魅力がよく伝わってきた感じ。読んだところおそらく初めてのハズ。
 第2部も第一章の終わり付近で、外伝より短めなのをどう判断してよいのか迷うが、少なくとも外伝よりは面白いので助かってる。でも一気読みはツラい。本当ならシナリオ解放ソク読みでちょっとずつ消化してくべきもんだろうなー。正直とりあえずスキップして新キャラ二体確保しときたいが…。

スパファ#10

 学校編ドッヂボールの授業の巻。クライマックス、子供に見せ場が回ってきたときに、どっちに転ぶのかわからないのが秀逸。
 シナリオの方向性に文句があるわけではないのだが、今回の、男だったら子供であっても矜持を持つべきとか、その他色々背景的には昭和の価値観なんだよな…。その頃を知ってる層だけがターゲットではないだろうし、実際今の若者もこの作品を読んで結構面白いと判断した結果のアニメ化だとは思うんで、現代の倫理観と乖離したその要素に肯定的に惹かれてるのか、それともこのお涙頂戴的展開を自分たちの価値観とは異なったものとしてどちらかというと好奇なものとして評価してるのかよくわからん感じやな。

くノ一ツバキ#10

 雨をネタに話ふたつ。テーマは組織運営。まぁどちらも日本のメンバーシップ的な感性だよな…という。別に主人公がメンバーシップ制的なリーダーではない…というわけではないんだけど、ゲストキャラがまぁ明確な調整型のリーダーとして描かれていて、これが作中では頼りないという設定だから間違えそうになるが、日本の場合独裁的なリーダーシップが有効か調整型のリーダーシップが有効かといわれると、もう結論は明らかで、独裁的なリーダーが現れると、途端に日本の国力が落ちたり、果ては滅亡したりしてる。別に独裁的なリーダーシップでも、別にそのリーダーが立派であればよい方向に転んでもよさそうなもんだが、なぜか日本の場合、こう打つ手なしみたいな状況になってから、オレがオレがと自己主張の強いのが他人を押しのけてリーダーになり、それでさらに日本を窮地に陥らせる結果しかもたらさない。なにせそのように世が極まったときにそのリーダーは全体のことを考えてなにか改良しようとかやり方を変えてみようとするのではなく、とにかく強権的な手法で自分だけが肥え太る、つまり困ってる人たちをさらに困らせるようなことしかしない。そういうときに調整型のリーダーはやれ何もしなかっただのと批判されることも多いのだが、実際にもたらされた結果からすると、強権的なリーダーはむしろそいつがなにもしなかったほうが事態は悪化しなかったということが多くて、その強権的なリーダーを褒めたたえるのは、よーく観察すると、そいつに甘い汁を吸わせてもらった連中ばかりだったりする。
 まぁそんなわけで、なんとも主張が弱い感じに仕上げられているけど、今回のように、誰も望まないこと、しかも自分ですらそう思ってないことを強権的な手法で押し付けても、結局付け焼刃だし、そういうものがうまくいくはずないでしょ…というのを描いてるし、そんなの柄じゃないとか気弱な主張でまとめてしまったけど、組織内から出てくる意見はそれ自体に大きな問題がなければ尊重しても構わないし、自然発生的に出てきた意見ならやり方自体は当人たちが分かってるからわざわざ改めて指示したり命令しなおしたりする必要もないでしょってなもんで、最終的に肯定的な結論にまとめてるのは昨今のそのリーダーシップとやらを観察しての主張なんじゃネェの?と思った次第。

カッコウ#8

 妹が主人公争奪戦に参戦してくる話。とはいえ、妹ちゃん本当に恋愛感情なの?みたいな。今回の話だとちょっとしたブラコンなのではという気もする。ただ、それが日本の場合ちょっと難しくて、古代あたりは近親婚が結構当たり前であって、前近代ではそもそも皇族がごく最近まで近親婚を残してたぐらいだし、事例はそう多くないとしても江戸期、人の往来の少ない山奥の村落とか割と近親婚やってわけで。その古代では妻や恋人のことを妹と呼んでたぐらいなのだから、そもそも認識として境界があいまいなのが日本文化の特徴なんじゃネェのという気はする。まぁ姉を持つ男は甘え上手だという話も聞くし、なら妹しかいない男は恋人ができても妹に接するようにつきあってしまうとか、兄を持つ妹は庇護欲を満たしてくれる男性を求めがち…とかそういう話なのかなとか。要するに、人間は家族と一緒にいる時間が一番長いのだから異性との付き合い方をその家族間の関係性で学習してしまうとかそういう話。まぁ兄妹で恋愛関係になる…っていうほうが現実にはほぼありえない話なので、いちおう妹が兄に恋をするような状況に「仮に」なったとしたら、それは多分にそいつ自身が兄との親密な関係を恋愛と勘違いしてるだけなんじゃネーノという話。
 別に例外がないというワケではないんだけど、人間、近親婚はNGという社会的タブーの共同体に属していると、なんのかんのいって何故かそれを内面化してしまうものなので、こういう作品だと分が悪いし、近親婚がオッケーの物語は悲恋だとか世間的には例外扱いされるよね…。

恋せか#10

 文化祭で大騒ぎの巻。全体的な内容はありふれた題材だし、学園祭でカップルがある条件を…というのも、学園ドラマ的にあるあるで、そう大した見どころもないな…と思ってたら、ラストの結論でちょっとたまげた。熊の着ぐるみを借りて…という流れなんだろうなと思わせて実は…というのが極めてメッセージ性が高くてちょっと感心してしまった。

まちカドまぞく#9

 桃が魔族フォームで変身してしまう不具合に遭う話。桃が抱えてるなんらかの鬱屈が表面化したらしいが、シャミ子の弁当喰ったり姉の管理する泉に浸かれば改善したりと、あまりそこに大きな意味が感じられないのがよくわからん。そもそも魔族フォームになったのは人助けのためだし、そのために自分自身が機能停止するほどの災厄に見舞われるのは文学としてはよくわかるんだけど、そういうタイプの物語でもないだろうと思うのでやっぱり不可解なんだよな。
 1クール目が終わった時に、おそらく桃とシャミ子が協力して大きな問題に取り組む…具体的には町の危機を救う…みたいな展開を予想してたので、この物語がどこに連れていこうとしてるのか現段階でさっぱりわからんようになってきた。魔法少女と魔族が手を取り合う展開には違いないんだけど、どんどん方向性が内向きになっているというか。
 個人的にはこの作品に単純な勧善懲悪を求めてはいないんで、これはこれで構わないんだけど、ただこの2クール目としての物語上のミッションが見えなくて不安ではあるという。

処刑少女#11

 敵は思ったより強大で、主人公補正で撃退したか…に見えたがより大きな危機に見舞われる話。うーん、これもこの物語がどこへ連れていこうとしてるのか不安。おそらく次回で最終回のようだが、赤髪の師匠の話も、転生女子高生の前世の話もほのめかしてくる割には一切踏み込んでこないので、それを次回一挙にやるのかどうか。少なくともその2つの消化をしないとこの物語をした意味がないことになると思うのだが、本当に次回一挙に開示するのか、それとも分割2クールなのか、それとも続きは原作読めなのか。なんとも落ち着かない話ではある。

阿波連#11

 雪が降って大騒ぎ?と、お節料理の買い物とスピナー大会の巻。っつーか五連覇とかワロタ。メイン二人の関係性はやはりほぼ変わってないので、前回の告白の結果をボカして明示しなかったのは、もどかしくはあるんだけど、なかなか楽しませてくれる感じ。いつものストーカー少女も声かけすれどいないのは、関係性が変化して去ったのかと思いきや、次号予告ではなにやら反撃してくるようで、その明かしがなくてもいつもと同じような日常でありながら確実に変化してるという要素をちょっと面白いと思ってた。
 なんか別に不条理でも何でもないんだけど、そういうどこか気取った作品にも似ているようでそうでもなく、ちょっとしたヒネリがあるなんとも不思議な魅力のある作品のような気はする。

サマレン#9

 正ヒロインのカゲから説明を受ける話。なんかかなり面白いんだけど、どうしてもループものに引っかかる自分の残念さ。正直これだけ面白いと感想書くことないのだが…。
 なんつーかコピーされたものとオリジナルとの差は?というテーマはSF的で、この作品の場合カゲに特殊能力というか、オリジナルとの絶対的な差異が設定されてるので読者が混乱しないようになってる。記憶で得体のしれないキャラが出てくるのはホラーだし、情報を小出しにして真相に近づけるところはミステリの手法。そうやっていろんな小説のジャンルを組み合わせて伝奇モノに仕立て上げてるってところか。まぁよー考えつくされとるわって感じ。

しゃちされたい#10

 上司に罵倒された主人公を精霊たちが慰めようとする話とクリスマス。やっぱり自分この作品にようやく慣れたっぽい。今回はラスト、デジタル写真にどうやっても写らないのをどうやって対策するか?の話が、かなり胸にキた。
 原作をネット公開部分だけ今更読んだのだが、今週の「可愛い」担当、ちゃんと原作で声優まで指定されてるんだな(但し指定通りにはなってない)。

パリピ孔明#11

 10万イイね企画始まるの巻。前に公道の使用許可云々の話がストリートライブで出てきたから、この渋谷でのゲリラライブも当然使用許可を取ってのことだよな。となると、おそらく孔明は相手の行動を知っていてそれで尚あそこが決戦場だと見定めていたということになるが…。
 やり方が結構えげつないのワロタ。行儀よく勝負しろだなんて思ってないので、こういうトリッキーな手法はどんどんやってくれってなもんだが、それでもちょっと後味の悪い感じは残る。これをひっくり返すだけのパワーが次回に用意されているとみるべきで、しかもこの話が終わった段階ではヒロインが誰かをまだ明かしてないんだよな。今までの話運びだと結局のところある程度の勝ったという理屈付けはするけど、実際にはそうなったんだから納得しろみたいな強引さがあるとは思うが、そのへんはまぁ。三国志的にも一番のクライマックスが赤壁の戦いなので、それに合わせてこのアニメシリーズのクライマックスを持ってきたんだろう。まぁ音入りなのもあわせていやがうえにも盛り上がる!。
 そういやOP、どこかで聞いたことがあると思っていたら、ハンガリーのアーティストの曲で、実は自分の中ではこのアニメで初めて耳にする曲だった。ジャンルがユーロビートなので似たような曲と勘違いしてたのだろう。いちおう原曲も動画サイトでチェックしてみたが、訳詞を見たらちょっと下品な感じ。曲名はむしろ有名なカーレースかなんかの古い昔の番組だよな…。
https://www.crank-in.net/news/108153魚拓
 なんか空耳要素があると書いてあるが、確かにサビに繋がるまでに日本語として分かりにくい部分があって、それが原曲に似てるところがある。ハンガリーとか欧州でもアジア系の民族らしいのでなんとはなしに耳慣れしてるのかもなぁ。

骸骨騎士#10

 さらわれたエルフたちを追っかけて帝国への道のりを急ぐ二人だったが、途中険悪な関係のハズなのにいやに人間と仲の良いエルフと会ってしまって…の巻。まぁこの物語の世界だと人間がマジョリティだから、エルフだとか獣人だとかは中韓だとかそういう立ち位置で、嫌韓嫌中を煽る連中はまぁフツーに考えて自民盗の極右だとか維新だとかのメタファーなんだろうけどな。シリーズ全体でこういうテーマが語られるのは全然良いのだけども、1クールアニメだと、このタイミングは無いんじゃね?という感じ。この段階だととって付けたように見えるんで、やるならもっと伏線張れよ…といったところだが、おそらく原作がこのタイミングなんだろうし、今ドキのアニメは割と忠実に原作に沿ってシナリオも組み立てて、あんまり原作のテキストをいじらない方向性だから仕方がないのかなとは思う。
 尺的にも前に出てた暗殺されたが復活の姫様が表舞台に立って種族同士の和解を果たすって話にもならんだろうし、気になる人は続きは原作を読めENDなんだろうな…。

ヒロたる#10

 結局主人公がマネジャー見習いを辞めることになる話。辞めない方向もアリだと思ってたから、そっちでしたかーという感慨はある。あと数話なんでこっからどう振り回すのか、尺の短さがこの作品の場合逆に予測しづらいものがあるが、またマネジャー見習いとして復活するにしろしないにしろ、リアリティ方面によく舵を切ったな…という感じ。事務所が辞めろというのか、この場合のように自分から辞めると言い出すのかにはほとんど違いがなくて、事務所として無理をしてまでも仕事を続けさせるのかそうでないのかが気になってたから、個人的には驚きはしたものの、納得というか肯定的な評価。
 事務所として主人公をバイトで雇ってたということも言わないのかというのはまぁこれも当然で、あの事務所でバイトできるのならファンの女の子たちが自分たちを雇えと殺到するから絶対明かすことはできないだろうし、そのへんも周囲の目を気にして話を詰めてる感じ。
 今回やたら出来が良かったのがアイドル二人の記者会見。上記の通り本当のことをあけっぴろげに話して主人公の無罪を晴らすということもできないし、かといってあからさまなウソをついて誤魔化すことも出来ず、それでいてアイドルとしての評価を下げることもできないから、あのスピーチライティングは細心の注意が要るハズで、確かに視聴者としては事実関係をすべて「視聴」しちゃってるから、あれは満点の出来といわざるを得ない。
 それでふと思ったのが、やはりアベのモリカケの誤魔化しなんだよなー。東大出のエリート官僚の雁首揃えても国民の納得のいく説明ができないどころか、しようとすらしてないという。そのうちにアベのトンデモ嫁が実際に働きかけてズルをさせてたとか、そのことで自殺した職員の手記からアベが全然アウトなのもわかってしまう始末で、それですら検察はアベ無罪の方向性で捜査すらしてないという理不尽。幼少時から親のカネで十分な教育を受け、お受験でトップ高に入り、東大に入って厳しい選別を受けてエリート官僚になっても、アニメのシナリオライターにも遠く及ばない弁明しかできない日本の行政組織って一体なんだろう?と思わざるを得ない話ではあった。

黎明期#9

 主人公が過去を思い出して相談したり、村が少年に襲撃されたり。うーん、クライマックス前というのにあんまり盛り上がらんな。というかこの作品の場合、危機に遭ってもグダグダになるのが定番みたいになっていて、事件が終わったら何が問題だったのかよくわからんように思ってしまう。
 ただ、考えるための切り口は結構ちりばめられてるので、そんなにつまらないというほどでもないんだよな。事件が派手でないのも、いろいろ考えるには好適だし。かといって個人的になにかここが落ち着きどころだっていう結論が得られるわけでもなし、そのへんは不思議な作品といった印象。

マップ最先端まで到達。


 攻略してるとプレーヤーLvとマップLvが近くなり、得られる経験値が増えて結局淡々と攻略してるうちにプレーヤーLvの上昇で行動力が回復して最終マップまで到達。
 まだ2部のシナリオが読めてないが、公開されているマップを攻略して読めるシナリオを読みつくすと、新キャラ2体のうちどちらか一体をランダムで得られるチケットが貰えるのだが、これがまた全シナリオを読まなくてはならず、結局未消化の外伝を読まなくてはならず、これがちょっとしんどい。おそらくこの二体のうち一体確定チケットで得られなかったキャラはPUガチャで引け…ということだと思うので、なんとか早めにシナリオ消化して、どちらか一体を確定し、もう片方を石かガチャチケで引くようにしたいが…。まぁシナリオ全スキップで、内容はまた後日に確認することになるやもしれぬ。

村人A#10

 なんかさらに強敵が現れる話。うーん、よーわからん。キーワードは友人で、なんらかの友情だとか絆だとかがテーマになってると思うんだけど、この展開の不可解さがよくわからん感じ。@子安声の怪しげな仮面のキャラは、元魔王の家臣だったみたいだし、主人公が亡くして後悔してるエルフの豪快な友人を殺すきっかけになった対立国の実力者っぽいのもあっさり今回現れた強敵に首チョンパ。謎が謎を呼ぶ展開で、この作品のキャラに愛着を持った人には掘り下げる動機があるのだろうけど、自分はそれほどでもないからポカーン状態。まぁこの作品が読者をどこに連れていこうとするのか自体に興味がないわけではないし、手の内の見せ方はそれなりに考えてあるな…とは思うんだけど、やはりメインテーマが個人的にどうでもいいとなってしまうと途端に眺めてるだけになってしまうなぁ。

盾勇2#10

 狸娘が脱出して主人公と再会する話。うーん、これも何をやりたいのか、物語上のミッションが分かりづらい。ただ、テーマに関してはなんかぼんやりみえてきたようなそうでもないような。巨大亀討伐の時はイマイチよくわからんかったのだけども、異世界に突入してメインキャラがバラバラになって関係性を今一度整理するって流れだよね…。主人公の剣とかいってたから、途中で「あ、これヒロインが刀の勇者になる流れだ」とぼんやり思ってたのだけども、まさか本当にそうなってしまうと、それはそれで大したものだと思ってしまった。
 今回ぼんやり思ってたのは、おそらく狸娘が経験を積み重ねて成長し、もう一人の人格として自立してもいいんですよと、刀(をダシにしてるがおそらく周囲全員に)に認められたという形になってると思うんだけど、こうヒロインはなんて言うか、今回の主人公の横にいたいとか言っていても精神的には決していわゆるリベラル的に自立したというワケではなく、あくまで主人公に依存してるという形になってる。
 まぁ難しい話で、例えば主人公が最低限の生活知識だとか一人で生きていく能力を教えて、ではもうお前は自立できるのだから一人で生きていけと放り出していたらヒロインはここまで精神的にも強くなれたか?といわれるとそれはよくわからんわけで、なんつーか、主人公はいわば煌めく世界に生きていて、それに付き従っていたからヒロイン自身も一人で細々と生きていくよりはるかに多くの情報量が得られ、著しく成長できたのであって、いわば「立場が彼女を劇的に成長させた」という側面がある。なので、作品では主人公が特別に自分を庇護してくれたからその感謝としてお返しをしたいということになってるが、まぁ冷静に考えるとこんなオイシイ立場はちょっと譲る気になるものはおらんわなという感じ。要するに「つまらぬ男と結婚するより一流の男の妾におなり」なのであって、これを見かけのまま共依存と見るのもちょっと危ういかなという話。
 まぁそんなこんなで、バリバリのキャリアウーマンっぽい精神構造の女はともかく、こういうのはやっぱりおおきなおねえさん向けの作品なんだなというのが確信に近くなってしまったというそんな話。話として面白いか?といわれると微妙かねぇ。退屈はしないけど…って感じだけど。

RPG不動産#10

 竜娘に関して大きな動きがある話。うーん、なんか難しいんだけど、やれ絵柄がだとか、ギャグのクォリティだとか、浪花節的展開だとか、こうやって羅列するとあんまりいいイメージのある単語が思い浮かばないのだが、不思議なことにそれらの要素がこの作品においては全部魅力的に感じてしまう。メインキャラの四人に、それぞれ長所と短所が設定されているんだけど、よーく考えてみたら、お互いの短所を補い合ってる…という場面は少ないし、かといって、長所をうまく組み合わせてる…というほどでもないんだよな。どちらかというと、物語の進行に従ってドタバタしてるうちに、誰かの長所だとか思い付きだとかにヒットして収まるべきところに収まる感じ
 ただねー、結果としてもうそれぞれのキャラに自分がもうどっぷりと感情移入してしまってるというか、例えば今回竜娘がしょっ引かれるシーンでも、どんなことをしても引き渡したくないピンク髪の気持ちも、こうなった以上引き渡すしかないという金髪の気持ちもわかるし、人間だったら、その両方の感情のどちらか一方しかないってことはなくって、それらの要素がうまくこの作品のキャラに分担させられてるな…という風には思う。かといって、龍娘に関する謎は明かされてないから、読者としてもこうやるのが一番であるという答えなんかも見つからない。見つからないからこそ葛藤もわかるという仕組み。
 ギャグもまぁよくあるボケとツッコミの形にはなっているんだけど、このヒーラーのように、読者を笑わせて楽しませてやろうという積極的な意図はむしろ弱くって、ギャグというよりはユーモアの範疇に収まっているように思うから、その結果として物語の重心が低い感じ。
 不動産というギミックも、最初はよくわからんかったし、今もはっきりとした結論があるわけではないのだが、これおそらくは、ともすれば現実味が薄れてしまうファンタジー設定のなかで、この作品世界のキャラ達に生活実感を持たせるためにこれを持ってきたのかな…という気がしてる。かといって不動産を持ってくることのオリジナリティが生きてないわけではないし、なんかしらんがうまく溶け込んどるなという気はしてる。
 いや、まぁ今期バディゴルだとか、モブせかだとかヒロたるのように、展開の妙というか、物語としての面白さをふんだんに感じられる作品があって、それはそれで楽しいんだけど、こういうコメディでありながらペーソスも感じられる、ぱっと見にはそう大したことがなさそうなと思っていても何か心に残る作品で、ちょっとこれは視聴対象に入れた段階はおろか、初期の頃はどこがおもしろいんだと思っていたから、こんなにどっぷりハマるとは思わんかった。

であいもん#10

 花びら餅と未開紅。自分も幼少時には梅に関してダサいみたいな認識だったからなんか幼児の気持ちはわかるというか。どちらもなんやしっとりした話でよくできていた…ぐらいかねぇ。

勇やめ#10

 俺の屍を越えてゆけ続編。うーん、間延びしすぎてるな~という感じ。物語的に魔族側が全員勇者に倒される展開もないし、魔族側が勇者を殺して心臓を奪い世界を救ったという展開もないのは誰もがわかることだと思うが、まぁそうなると勇者を包摂してなお協力して世界を救うなり人間側と和解する展開しかないと思うんだが、そういう流れにするために今回まるまる1話も使っちゃうの?という話。まぁ実際アニメとしての結論が待ってるわけで、そこから逆算して今回の話にどれだけ尺を割くかという話だから、こうなっちゃったんだねというしかないが、前編中編を魔王軍の立て直しに使って、後編の3~4話だとそりゃそんなにストーリーは進まんわなというのもわかる。結局この勇者の試練編が終わってしまうと、その時点で結局全体的な構成はやっぱり魔王軍の立て直しでしかなかったというのも物語としてはやっぱり物足りない。分割2クールで、2クールめで本格的に人間との戦いなり和解なりを描いて大きな物語にするのか、それともやっぱりこの1クールで話は終わって、立て直し以上の物語が欲しいのなら原作で続きを読めENDなのか、どーなんだろ?。このままだったらビジネス上のマネジメント指南とJRPG要素をバランスよく組み合わせた程度の出来で終わってしまうような気もするが…。

トモダチゲーム#10

 なんか知らんがかくれんぼゲームが終わったという話。審判が勝者がどちらか宣言するところでヒキなのだが、どっちが勝ったのかよくわからん展開。いちおう今回の大半を使って主人公側が負けたという状況を見せつけていたんだが、直後、相手チームが主人公を殴るシーンが1カット挟まれ、主人公は悪魔だと悔しがるセリフが@水樹奈々声だったから、え、勝ったの主人公側なの?という。
 紫ボブが影のリーダーだったことが明かされて以降、主人公がやたら悔しがるのもちょっとウソ臭いなと思ったし、紫ボブがツインテ女子を運営側と見破ったのなら、主人公が見破っていてもおかしくないし、そうでなくても主人公は味方のメガネ君以外は信用してないぐらいのことはあっておかしくないから、いちおう展開が勝ちがどっちだとしてもそれなりの積み重ねはしてるので、まぁ次回の種明かしを楽しみに待ってるのが吉かな…。

バディゴル#10

 なんか転校もゴルフ部入部もすんなりいってやる気も出てしまうという話。このへん強引だけど、もたもたしてても物語としての面白さを阻害するだけだし、B級とは逆に便利なものよのうといったところ。主人公をやる気にさせるために周囲がこれ以上はないというほど煽ってるのワロタ。
 あんなゴルフのエンタメあるのかと思ったら、そういや昔パットパットゴルフとかあったよなぁと思い直した。コースは現実のリクリエーションとは違うと思うが、そのへんもあれぐらいやらないと見栄えがしないという。
 なんか不思議な感じ。ジャパニメーションに見られる学園モノのフォーマットを使いながらもあんまり馴れ合いという感じがしないし、ちょっとしたスポ根のような雰囲気だけど、特訓だとか無駄な要素とか省かれてる感じ。次号予告だと主人公が部長にしごかれるみたいだけど、今まで指導を受けても基本自分が練習スケジュールをコントロールしてただろうから、一から基本的なことを教えてもらうのは確かに益のあることかも。


第2部始まったみたい。

 きっとメインシナリオも全部読まなくては第2部へ進めないんだろうと思っていたのだが、違ってた。とりあえずレイドイベント中はイベント用に行動力を一切使わないので、メインマップ攻略に全振り。昨日までに魔女外伝までやってたのだが、今日のメンテ終了してから、マップ最初の攻略行動力も半分になり、神騎編まで入る。きっと第一部が終わるのは明日になるだろうと思っていたのだが、行動力を消費したそのちょうどの時にプレーヤーLvが上がり、行動力全回復。そのまま攻略を続けて結局第一部の終わりまでメインマップは攻略できた。

 ダメもとで第二部に突入したら入ることができたからそのままプレイしてみたのだが、いきなりメインシナリオが始まって強制的に仲良しシナリオが始まってしまう。しかもワケわからん。シナリオ終了と同時になんかアニメーションが始まって、なにやらOP動画らしきものが流れる。キャラ絵より背景の方がきれいに描けてるのは愛嬌か。
 というわけで、なんのかんのいって追いついた。外伝のシナリオは戦士編魔女編神騎編読めてないが、ボチボチ読むつもり…といっても大抵後回しになるんだよな。忍者編も結局一章分八節あったけど、オートで読んだら一時間半ほどかかったし、いざ読むか…となるまでのハードルが高いんだよな。